笠寺消防団詰所地鎮祭

笠寺消防団詰所地鎮祭がおこなわれた3月9日(木)、横井利明も笠寺学区役員さん、笠寺消防団の皆さんとともに、式典に参加した。

しかし、ここまでの道のりは決して平たんではなかった。従来、笠寺消防団は笠寺学区公民館の一角にある消防団広報車の車庫で活動していたが、手狭であったことから、消防団詰所の移転改築が期待されていた。

そんなとき、候補地の一つにあがったのが丹八山公園の隣にあるペタンク広場。しかし、地域にとっては大切な緑地であるだけでなく、ペタンククラブの皆さんにとってもかけがえのない場所。学区の皆さんの賛同を得ることはできず、移転が暗礁に乗り上げていた時に、笠寺学区公民会長の石川さんから、「消防器具庫が設置されている粕畠公園に隣接した土地は大阪に住む姉が所有している。姉に聞いてみようか。」と提案。さっそく電話して確認したところ、石川さんの姉は「地域の防災のお役に立てるなら、無償で貸してもいい。」と快諾していただいた。

その後、横井利明の紹介で名古屋市消防長に対し、笠寺消防団詰所の整備要望書を提出。名古屋市も住民の要望に令和4年度予算で応え今日の地鎮祭にこぎつけた。

なお、笠寺消防団詰所は7～8月に竣工予定。

■　笠寺消防団詰所整備概要

構造　鉄筋コンクリート造

建築階数　2階建て

建築面積　39.0 ㎡

延床面積　78.0 ㎡