テレビ朝日首脳陣は、自分たちが放送法4条違反という犯罪を犯していることを自覚すべきです

僕は岡田晴恵氏はいいコメンテーターだと思っています。玉川氏も同様。常に「最悪の事態」を想定し、コメントすることは否定されるべきことではありません。

ただ、テレビ朝日のマズいところは単純に「法律違反」を犯しているところです。
放送法4条の規定に鑑み、コロナ騒動については、岡田氏や玉川氏のコメントと同様に、永江一石氏や堀江貴文氏のような意見を持つ方をコメンテーターとして同様に出席させ、双方の意見を公平に伝えることが必要です。

岡田氏や玉川氏の意見。永江氏や堀江氏の意見を平等に見せ、その上で「視聴者にジャッジ」させるべきというのが放送法の定めです。

テレビ朝日の欠点は「視聴率稼ぎ」のために一方的な意見や恐怖をあおる内容ばかりをことさらに際立てて騒ぎ立てることです。完全に法律違反の犯罪を犯していることを自覚してほしいものです。
先日は終戦の日でしたが、戦前の朝日新聞はまさにその状態でした。部数が売れるからと異常な煽り記事を書き続け国民世論を誘導し続けました。その結果、悲惨な戦況は全く国民に伝わらず、軍部はメディアの後押しを得て暴走の限りを尽くしました。

僕もメディアにいた人間なので気持ちは分かりますし視聴率は欲しくなります。
重々気持ちは分かります。

ですが、やはりコロナ騒動はもうそろそろ落ち着いて冷静に伝えるべき時期です。
先日のNHKの世論調査では「給与が下がっていない」という方が国民の大半で、給与が下がった方はたった24%であることが分かりました。

忘れないでほしいのは、このたった24%は「本当に壊滅的なダメージを受けている」ことです。今のままの恐怖先導報道を続けてしまうと、本当に立ち直れない状況になっていってしまうでしょう。

どうかテレビ朝日をはじめとするメディア関係者のみんなは放送法4条をもう一度よく読み直し、自分たちが今、「法律違反=犯罪行為」をしているという自覚を持つべきです。

冷静になりましょう。
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長谷川豊
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