本日、衆議院本会議で質問に立ちました。

こんばんは。小泉進次郎です。本日、衆議院本会議で質問に立ちました。以下は原稿になりますのでどうぞお読みください。動画はこちらより、ご覧いただけます。衆議院インターネット審議中継www.shugiintv.go.jp令和5年4月4日「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」 に関する報告・質疑自由⺠主党・無所属の会の小泉進次郎です。 ただいま議題となりました国家安全保障戦略等三文書に関する報告 について、自由⺠主党を代表し、主に 3 点質問致します。まず、国家安保戦略が想定している脅威認識について伺います。 国家安保戦略においては、中国、北朝鮮、ロシアに関する安全保障 上の課題について説明していますが、我が国の安全保障に最も重大 な影響を及ぼすのは、言うまでもなく中国です。国家安保戦略では中国を我が国の平和と安全、そして国際秩序にと っての「最大の戦略的挑戦」と位置付けています。「脅威」ではなく 「挑戦」。私はこの言葉の選択には、強気か弱腰か、といった問題を 超えた、より深い戦略的意味を込めたと推察します。中国は言うまでもなく我が国の抑止戦略の対象です。しかし、抑止 は、最終的には相手国の為政者の心理に関わるものです。自衛隊の 行動や装備だけでなく、我が国が発する言葉、つまり総理の言葉が、 抑止の効果に大きく影響します。中国が「一党独裁」から「一人独 裁」に変容している中、岸田総理と習近平主席が向き合い言葉を交 わすことが、益々重要となってきます。「防衛力の強化」と「首脳レ ベルの対話の強化」。この「二つの強化」を両立させながら、日本の 国益を守るために、中国とどのように対峙していくお考えでしょう か。総理、お聞かせください。また、中国による日本人拘束につい て、日中外相会談による進展はあったのか、また今後に向けた政府 の対応方針もお聞かせください。次に、国家安保戦略を実現するための手段について伺います。 国家安保戦略ではこの手段を「総合的な国力の要素」と呼び、主な ものとして外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力という 5 つの 項目を掲げています。注目すべきは、5 つの順番です。今回の 3 文書では防衛力の抜本的 強化を打ち出しました。しかし、総合的な国力の要素の一番に挙げ たのは、防衛力ではなく外交力となっています。先月、横須賀にある陸上自衛隊・高等工科学校の卒業式で吉田統合幕僚⻑が陸上幕僚⻑として行った訓示にこのような下りがありました。「我々が「刀を抜いた」時、我々の任務は半分以続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』