東日本大震災から11年、宮城県の被災地を視察しました。

こんばんは。小泉進次郎です。昨日と今日の宮城出張は、復興の現状と今の課題を肌で感じる機会になりました。復興のステージは終わり、次世代に託すためのまちづくりに移行した地域もあります。一方で、インフラ整備がまだ進行中のところもあります。私が先週と今週の東北で聞いた声の共通点は、これからも復興と言い続けていては真の課題と向き合うことにならないという声が出てきたこと。ある方は「メディアから「復興はまだ終わっていないということですよね?」と聞かれるから「そうだね。まだまだこれからです。」と答えるけど、本音はもう復興事業は終わって次のステージなんだよね」と言っていました。もちろん、心の復興など精神面やコミュニティーの強化など、震災の影響が今後も続く課題はあります。しかし、「復興」という見方ではアプローチが違うという課題が出てきたことは事実だと思います。大事なことは、復興が終わっても終わっていなくても、東北に特別な思い入れを持ち続けることができるかどうか。それができるかどうかはその土地の人との出会いと絆だと思います。私には、震災をきっかけに出会い、それ以来ともに被災地と向き合続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』