私は、23日投開票が行われる立憲民主党代表選では、中道の立場を取る他候補間の調整役となり、自らの立候補は見送ることを決めました。
◆立候補は見送り
今回、私は立憲民主党を政権の担える党として造り替え、内需を悪化させる消費税に税収を頼ってきた税構造の抜本的改革などにより、成長と再分配を実現することを掲げての代表選出馬を目指しておりました。前代表の枝野幸男議員と、元代表の野田佳彦議員の2人が早々に立候補を表明されましたが、他の複数の陣営は20人の推薦人の壁に阻まれ、このままでは前代表と元代表の一騎打ちとなる可能性が高まっていました。
自民党総裁選が総裁未経験の10人前後の立候補が想定されていることに比べ、我が党の代表選は「昔の名前で出ています…」状態となることに、多くの方からの批判が届いていました。政権交代を狙う党としての、再建を図ろうとしていることが見えない状況が生じていました。
◆調整役を決意
こうした状況下で、泉健太、江田憲司、私の3陣営が、枝野・野田候補以外の候補として推薦人を確保できないまま告示日に突入し、出馬できずに共倒れとなってしまうことは、なんとしてでも避けなければなりませんでした。また、若手、女性といった観点から一期生の吉田晴美議員も名乗りをあげ、混沌とした状況が更に加速しました。
中道保守の候補が野田元代表以外に3人も乱れていては最悪の結果になってしまう、ということから、私は、立候補の思いは一旦封印し、泉氏、江田氏と度重なる協議を重ね、議員間の橋渡し役ともなって、一本化を図ることで推薦人を確保し、代表選を活性化して党としての力を高めていくことに汗をかくことを決意し、5日に記者会見で代表選立候補の見送りを表明しました。
私を支持してくれている議員や総支部長らと共に一本化が叶えばまとまって行動することも確認し、調整に徹しました。
結果、私と江田氏が立候補見送りとなり、泉氏が立候補して第3の候補が実現し、さらに、吉田晴美議員も立候補となり、元、前、現代表に加えて女性の一期生議員も加わった代表選になりました。私の果たした役割は決して無駄ではなかったと思っております。
◆決戦はすぐそこに
私自身、「今回は」立候補を見送りますが、党の代表に立候補し、政権交代を果たすつもりであることは、今までと変わりません。新しく代表となる方を支えながら、党改革や政策提言を行い、来るべき時に備えたいと思います。代表選がどのような結果になるかはわかりませんが、いずれにせよ解散総選挙はすぐにやってきます。自民党の力は依然として強大であり、単なる自民党批判だけでは、とても野党の勝利はありません。引き続き研鑽を積んで参ります。
この間も、私に大いなる期待を寄せていただいた、奈良市、生駒市のみなさん並びに全国の応援してくださっている皆様には、本当に申し訳なく思っており、改めてお詫び申し上げます。また、あたたかい支援のお言葉に心から感謝申し上げます。まだ、これからです。頑張って参ります!
スタッフ日記「体調を崩して気づいたこと」
9月になりました。まだまだ日中は暑いですが、秋の虫も鳴きはじめ、朝夕は少しずつ過ごしやすくなってきたように感じます。この夏、体調を崩してしまいました。疲れが溜まっていたのか、ただひたすら寝てばかりの日々でした。力が入らず、食欲もない。お腹がすいているのかもわからない。体と心が元気じゃないと、無気力で欲がなくなるんですね。
食べていたのは、基本おかゆとお味噌汁とお漬物。ゼリーやアイス、果物など喉越しがよくあっさりしたものばかり。
普段は栄養のバランスを考えて、苦手なものも食べるようにしていましたが、食べられないわけではないけれど、食べたいと思わない。好きだったコーヒーは苦味しか感じないし、お酒もあまりおいしいと感じなくなりました。
それをかかりつけの先生に話したら、糖質はエネルギーになるし、消化のよいものは体の負担が少ないから、体に必要なものや体によいものを選んでいる。体の声がちゃんと聴こえているんじゃないかな。とのことでした。
今までは、あまり体の状態を見つめず、無理をしたり食欲の赴くままに食べすぎていたのかもしれません。その後体調が良くなるにつれ、少しずつ食べたい物が増え、肉や魚も無理せず適量食べるようにしています。おかげで?少し体重が減りました。
この機会に体と向き合いながら現状をキープしたいと思っていますが、これからおいしいものが多い季節。誘惑に負けてあっという間に元にもどってしまうな。たぶん…(まーちゃん)
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