小学校の「卒業文集ネーミング事件」から、民主主義と意思決定のリーダーシップを考える【ほぼ雑談】

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

今日も新型感染症対策で大きな動きが続いた一日でしたが、明日6日の本会議質問で政府の対応を質していきます。

出番は11時前後の予定ですので、ぜひご注目くださいませ!

さて、準備でバタバタしておりますので、ブログの方は軽い話題を。

あたらしい党の代表選がスタートしてから5日が経ち、想像以上に議論が盛り上がり嬉しく思っています。外部の方も見られる所信表明動画を、本日私もUPしました。

私自身、「組織における意思決定とは何か」「リーダーシップとは何か」などを改めて考えるきっかけになっています。

そんな中でふと思い出したのが、小学校6年の時の出来事です。

小学生でも「卒業文集」って作るじゃないですか。クラス会で、それの名前を決めようって話になったんですね。

卒業文集の名前は伝統的に「なかよし」だったんですが、それじゃ面白くないという意見が一部のおちゃらけ男子たちから噴出。

「りぼん」という対案の他、「文集ドラゴン」という案が出され、クラスは大いに沸きました。

なお「りぼん」は少女漫画雑誌「なかよし」の競合名で、「ドラゴン」というのは一部で呼ばれていた当時の担任の先生のあだ名です。

男子って馬鹿ですよね(確信)。

議論は白熱し、じゃあ多数決で決めようとなって、なんと「文集ドラゴン」が他を大きく引き離してトップになったわけですよ。

しかしながら。

そこまでの議論を黙って聞いていた担任の先生が口を開き、「おまえら本当にそれでいいのか?この文集はずっと残るんだぞ?大人になった自分たちがこのタイトルをみたら、どう思う?」とわりとキツめに諭したのです。

その発言にハッとわれに返った児童たちが、投票のやり直しを提言。

結果、「なかよし」がほとんどの得票を集め、無事に卒業文集「なかよし」が完成しましたとさ。

これ、私の中では「担任の先生が、おバカ男子(女子もいたけど)たちの暴走を止めてくれた」という良い話で消化されていたんですが、よく考えると「文集ドラゴン」で何も問題なかったんじゃね?って思ったりもします。

むしろ大人のいま見たら面白いし。「なんでこうなったんだよ(笑)」って笑いながら振り返れるし。

民主的な決定に、絶対的なリーダー(担任の先生)が口を入れて、その意思決定を変えたことがどう歴史に評価されるのか。その後の児童の成長や政治的価値観に、どんな影響を与えたのか。

すんごいくだらないエピソードなのかもしれませんが、民主主義やリーダーシップって難しいなあと、代表選挙をやりながら改めて考えた次第です。

オチは特にありませんが、私が卒業文集に寄稿した将来の夢は「ミュージシャン」で1ミリも叶っておりませんので、やはりタイトルのせいかな?と思っています!!

あたらしい党オンラインサロン
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そんな代表選は、14日まで続きます。ご興味ある方は、ぜひオンラインサロンにてお待ちしております。

それでは、また明日。

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