こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は日曜日なので軽い話題をば。
あれ、これバイデン氏の時もニンテンドーネットワーク利用規約上アウトじゃない?って議論になってたと思うのですが(アメリカの規約には「政治的な主張を含むの」を禁止する条項なかったみたいですが)。
石破氏「あつ森」活用へ バーチャル空間で交流(産経新聞)https://t.co/SOQ5gvMWWN
— 松本ときひろ 弁護士 品川区議会議員 (@matsumoto_toki) September 6, 2020
自民党総裁選において、劣勢と報じられている石破茂氏の陣営が
人気オンラインゲーム(あつ森)を用いた選挙活動を行うと発表→規約違反を指摘されて削除撤回
という珍事件が発生しました。スタートからオチがつくまでが早すぎる。
政治にはなかなか関心をもってもらえないから、こうした世間の流行に乗って少しでも知ってもらおう!ということはよくありますし、試み自体はナイストライだったと思います。
石破氏「あつ森」活用へ バーチャル空間で交流(産経新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/3b4Jwpbgff
実はこれ、任天堂の規約に反するので最悪垢BANされます。https://t.co/4qTXTEBHF0 pic.twitter.com/sgMSBoNrKy
— 吉良青劉 (@redcrab_library) September 6, 2020
ただまあ、オンラインゲームなどのプラットフォームにおいて「政治利用・政治活動」が禁止されているのはままあることなので、規約の確認はしてから発表した方が良かったですねと…。
私たち政治サイドからすると、宗教と並んで政治活動がこうした場で禁止されるのは悲しいことです。
ただ一方で、運営側が禁止をしたいという理由も理解できまして、なにせ政治の話題は「場が荒れる」。
古来から飲み会等の不特定多数が集まる場では「野球と宗教と政治の話はしてはいけない(口論になるから)」と言い伝えられてきましたが、それは令和のネット時代にもあんまり変わっていません。
特にこうした選挙目的であからさまに利用する場合、
「いやあ普段から『あつ森』のヘビーユーザーで、たまたまこういうことを思いついて…」
というのであればまだしも、いわゆる「にわか」で参戦するようだと、さらなる批判が集まって炎上間違いなしといったところでしょう。
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政治を身近に感じてもらうために、どこまでが世論やルールとして許される線引なのか。私たちの活動も日々試行錯誤です。
しっかりしているように思える自民党代議士でも、こういう失敗はするのだなあ…と思いつつ、他山の石として我々も研鑽を重ねていきたいと思います。
それでは、また明日。