盲導犬を普及させる会の会報誌

4月10日、「盲導犬を普及させる会」の会報誌発送作業のお手伝いをしてきました。「盲導犬を普及させる会」は、盲導犬使用希望者の掘り起こしや支援を行っている団体で、関根ジローも会員のひとりです。今回の会報誌には、関根ジローが「盲導犬を普及させる会」と連携して取り組んでいる「盲導犬が多機能トイレを使用することへの社会への理解促進」について、寄稿しました(添付)。↓↓↓マニフェスト大賞受賞のご報告について1.マニフェスト大賞受賞について2021年11月に開催されたマニフェスト大賞において、「盲導犬を普及させる会」が主体となり全国の超党派地方議員と連携する「『welcome!ほじょ犬ステッカー』を多機能トイレに貼付し、補助犬が多機能トイレを使いやすい環境整備を図る取り組み」がエリア選抜(優秀賞候補)に選ばれましたマニフェスト大賞とは、北川正恭・早稲田大学名誉教授が審査委員長を務める日本最大級の政策立案コンテストであり、全国各地の優れた活動を募集し、表彰するものです。これにより、地方創生等を推進する方々に栄誉を与え、さらなる意欲向上を期するとともに、優れた取り組みが広く知られ互いに競うようにまちづくりを進める「善政競争」の輪を拡げるために設けられました。なお、応募総数 2,730件のなかから選ばれた165件がエリア選抜です。2.社会に「補助犬の多機能トイレ使用」の理解が不足身体障害者補助犬法で、2002年から公共交通機関や飲食店などで補助犬の受け入れが義務付けされてきました。しかしながら、身体障害者の生活を支える補助犬を多機能トイレに同伴したり、中で排せつさせたりすることについて社会に広く理解されていない現状があります。補助犬ユーザーのなかには、補助犬と一緒に多機能トイレに入ろうとして他の利用者や施設管理者から「補助犬を入れてほしくない」と言われたり、補助犬に排泄させることもあるためか「使用時間が長いので使わないで」と言われた、という声が相次いでいます。3.「補助犬の多機能トイレ使用」の必要性空港などで補助犬専用のトイレを設置する動きもありますが、「設置や維持費がかかる」「一定のスペースが必要」などの理由で設置が進んでいません。このような現状において、補助犬ユーザーは、多機能トイレで、補助犬の尻などにビニール袋を固定する専用のベルトやペットシーツなどを使って排泄させる必要があります。4.「補助犬の多機能トイレ使用」を拒むことは障害者差別「身体障害者補助犬法」において、公共の施設や交通機関はもちろん、デパート続きをみる

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