口利き記録制度を導入しよう

口利きの記録制度は、自治体が地方議員や事業者などからの要望や働きかけなどいわゆる「口利き」を受けたときに文書に残して庁内で共有する制度です。現状、松戸市は口利き記録制度を導入していません。一方で、松戸市倫理規定を設け不正・違法なものに限定して記録する、という取り組みはしています。不正・違法なものではなくても、市民がみたら誤解を招くような働きかけは望ましくありませんが、松戸市の場合には記録する必要がないのです。これまでに私は、2017年6月議会・2019年9月議会の一般質問において、松戸市も口利き記録制度を導入できないか、という質問を行ってきましたが、2022年9月議会において導入検討の進捗について質問しました。答弁は「引き続き調査検討する」というものでした。今後とも、口利き記録制度導入にむけて粘り強く市に要望していきます。議事録を転載します。↓↓↓■質問:関根ジロー口利きの記録制度は、自治体が地方議員などからの要望や働きかけなどいわゆる「口利き」を受けたときに文書に残して庁内で共有する制度です。これまでに私は、2017年6月議会・2019年9月議会の一般質問において、松戸市も口利き記録制度を導入できないか、という質問を行ってきました。その後の検討状況をお答えください。■答弁:松戸市口利き記録制度導入検討の進捗について答弁申し上げます。議員ご案内のとおり、いわゆる「口利き」を記録に残す制度は、特定の人物による自治体に対する要望や働きかけなどが、法令に抵触するような結果を招くことを防止するために、複数の自治体で導入されているところです。要望や働きかけの内容と対応を記録し、事案によっては公表することで、業務の適正な執行を組織内に促し、市民に対しての自治体の透明性を高める制度として、その有用性については、十分に認識しているところです。これまでも議員から、制度の導入についてご提案いただいたところですが、本市では同様の効果が見込めるものとして「松戸市職員の倫理等に関する規程」を定め、不正な要求などがあった場合については、規程に従い適正に対応してございます。記録制度の導入に当たりましては、先進自治体の動向を注視しつつ、記録の対象範囲、公表の必要性や当該制度の効果などについて引き続き調査研究を行ってまいりたいと考えております。不正のない(不正を許さない)健全な職場環境づくりと、これを維持するためにも職員の倫理の保持の徹底に努めてまいります。以上、答弁といたします。■要望:関根ジロー答弁で「口利き記録制度と同様の効果続きをみる

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