実現!今年度中に災害備蓄食糧が食物アレルギー対応に

日本小児アレルギー学会によると、何らかの食物アレルギーを有する者の割合は「乳幼児で5~10%、小中学生で2.5~5%、成人でも数%」と推計されています。松戸市は災害時の備蓄食糧として「アルファ米」と「ビスケット」を自前で備蓄をしてきました。アルファ米は、食物アレルギー物質を含みませんが、ビスケットは含みます。そこで、関根ジローは「食物アレルギーがある人も、ない人も、災害時にはみんなが食べることが出来るアレルギー対応の食糧を備蓄すべきではないか」と市議会で提案を行いました。その結果、2019年度中にビスケットをアレルギー対応の食糧に置き換えることになりました。実現のきっかけとなった議会質問(2016年12月議会)の議事録を転載します。なお、本件は日本小児アレルギー学会による「大規模災害対策におけるアレルギー用食品の備蓄に関する提案」を参考にさせて頂きました(提案文を添付)。**********************◆質問:関根ジロー災害時における避難所のアレルギー対応について伺います。東日本大震災では、要介護高齢者、障がい者、妊産婦、乳幼児、アレルギー等の慢性疾患を有するもの、外国人等が避難所等に避難を余儀なくされましたが、この要配慮者への支援が必ずしも十分でなかったことから、平成25続きをみる

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