【吃音理解促進を目的とする出前授業】長野県松本市立筑摩小学校において、言語聴覚士の内藤麻子先生と、吃音の当事者である皆川裕己さんによる、吃音に関する出前授業を見学してまいりました。当日は、松戸市選出の安藤じゅん子衆議院議員(文部科学委員会所属)にも同行いただき、また、花村恵子松本市議をはじめ、地元松本市議会議員5名ほども見学に訪れておりました。今回の見学を通じて共有された大きな課題は、現在行われている吃音の出前授業が、・交通費を含め、すべて自己負担で実施されていること・保護者からの個別の依頼に基づく対応に限られていること・教育委員会から「吃音に関する出前授業が可能である」旨が、保護者に十分周知されていないことといった点であり、実質的にボランティア活動として成り立っている現状です。このような状況を踏まえ、吃音の出前授業を教育委員会の正式な取り組みとして位置づける仕組みづくりができないかという点が、今後の市議会における重要な論点のひとつになると考えられます。あらためて今回の授業を通じて、吃音の出前授業が持つ意義とメリットは、次の点に集約されると感じました。① 子どもたちにとってのメリット・吃音について正しい続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
吃音理解促進を目的とする出前授業
関根ジロー