松戸市・鎌ヶ谷市地域に新たな児童相談所設置へ

千葉県知事から千葉県社会福祉審議会に諮問していた「千葉県児童相談所の管轄区域の見直し」について6月4日に答申がありました(添付は、千葉県の報道発表資料から一部抜粋)。松戸市・鎌ヶ谷市地域に新たな児童相談所設置することが盛り込まれています。 野田市の事件※1で対応が問題となった県立柏児相の管轄人口は約140万人で、一般的な児相と比較しても管轄人口が極めて多かったこともあり、児相内の情報共有が不十分だったことが指摘されていました。今回、新児相設置を含めた管轄区域の見直により、管轄人口の適正化※2が図られることになります。 松戸市議会としても、昨年6月議会において、関根ジローが所属する政策実現フォーラム※3、公明党、日本共産党の共同提案で「東葛北部地域における児童相談所機能の充実を求める意見書※4」を提出し賛成多数で可決しておりました。意見書と各議員の賛否態度は下記をご覧ください。 ※1 東京新聞(2020年3月18日)「助けて、ママ。お願い」 心愛さん虐待死 裁判からたどる「密室」の記録https://www.tokyo-np.co.jp/article/17499※2 見直し前が県立柏児相管轄140人万人。見直し後に「県立柏児相管轄48万人・新設県立松戸鎌ヶ谷児相管轄60万人・新設市立柏児相管轄43万人」となる※3 当時は政策実行フォーラム※4 意見書の提出者は会派の正副幹事長名 ****************** 「東葛北部地域における児童相談所機能の充実を求める意見書」の提出について、地方自治法第99条の規定により、千葉県知事に対し別紙のとおり意見書を提出する。 令和元年6月26日提出 平田きよみ(日本共産党 副幹事長)関根ジロー(政策実現フォーラム 副幹事長)宇津野史行(日本共産党 幹事長)二階堂 剛(政策実現フォーラム 幹事長)城所正美(公明党 幹事長)諸角由美(公明党 副幹事長) 「東葛北部地域における児童相談所機能の充実を求める意見書」 全国の児童相談所が、2017年度中に受けた児童虐待の相談件数(速報値)が、前年度比9.1%増の13万3,778件に達したことが厚生労働省の調査で判明した。虐待の要因は、心理続きをみる

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