放課後児童クラブのソーシャルディスタンスについて

放課後児童クラブのソーシャルディスタンスについて関根ジローと同一会派の戸張友子市議が松戸市6月議会おいて市に質問しました。戸張市議は6月15日以降の事実上の学校再開以降のクラブのソーシャルディスタンスを含めて質問しましたが、残念ながら市からの答弁は「6月14日以前の取り組みに留る答弁」でした。 厚労省は学童保育において「1メートル以上間隔を空けて活動する」ことを推奨しており、松戸市としても6月14日までは「児童1人あたりの面積を概ね3.3㎡以上(1単位あたり20人)として区画を区切って育成すること」とし、1メートル以上の間隔を確保する規定を設定しておりました。しかしながら事実上の学校が再開される6月15日以降は、コロナ禍以前の1.65㎡(1単位あたり40人)に戻すとしています。またこれに伴って、これまで学校の余裕教室を借りていたものを6月15日までに返却するように、放課後児童クラブ運営者に案内しています。 引き続きの感染症対策を講じることが重要とされているなかで、「1メートル以上間隔を空けて活動する」ためには、6月15日以降も「児童1人あたりの面積を概ね3.3㎡以上として区画を区切って育成すること」とし、余裕教室等の借用をすべきと、会派として市に要望しています(余裕教室を貸し出す側の学校に対しても、会派として最大限、協力をしてほしいと要望しています)。 戸張市議の質問の議事録(未定稿)を転載します。 ↓↓↓ ◇質問:戸張友子市議 新型コロナ感染対策から、国会で安部首相の全国学校一斉休校がだされ、3月2日から実施され、4月7日の「緊急事態宣言」、5月7日からの継続、5月25日解除されるまで、「自粛」生活が行われてきました。 子どもたちには、長期に渡る学校生活によって「放課後児童クラブ利用者は原則放課後児童クラブで朝8時から午後7時までの生活となり、その後の「利用の自粛要請」「医療従事者など一部除く閉所」が行われてきました。 この間、放課後児童クラブは新型コロナ感染拡大を心配しながら、8時から19時までを長期に渡る経験をしたことのない長時間開所を支援員確保、マスク、消毒用アルコールなどを保護者の差し入れや、施設による市内外から確保して運営してきましいた。 この間、国からはマスク2枚が職員用に届いただけでした。また、教育委員会の「学校預かり」も当初46校中4校、その後10校になりましたが、全体から見ると大変少ない状況です。 そして、6月15日からの通常日課、夏休み期間短縮で教育活動が行われるようですが、新型コロナ感染と「3密」と「熱中症対策」をどのように取り組んでいくのか心配する放課後児童クラブ運営者からの声があります。 放課後児童クラブには、本質は40名で1単位としてありますが、狭い居室に子どもたちが集まることになります。大規模クラブは分室として余裕教室を借用していますが、エアコンが設置されていません。新型コロナが無ければエアコンのある本質に集まることで暑さをしのげますが、それでは「3密」になります。そこで、(1)3密対策をどのように行うのか。(2)熱中症対策として分室のエアコン設置をどのように考えているのか、お続きをみる

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