新松戸駅東側地区土地区画整理の問題点②

新松戸駅東口区画整理事業は、「地権者の土地」と「等価交換する土地」が新松戸駅前には十分に確保できないため、松戸市が駅前にマンションを建設し、「土地」と「マンションの床」を等価交換する計画です。 事業の進捗が思わしくない等の理由により、一部の地権者はマンション床との等価交換を希望せずに、先行して松戸市に土地と建物(物件補償費)を買ってもらうことを希望し、新年度で累計11件(母数は約50件)を市が先行買収する予定になっています。 このように先行買収の進展により、等価交換するマンションの床面積が減少したのにもかかわらず、市は「マンションの規模は維持」するとしています(松戸市3月議会・予算委員会の答弁)。 これまで市は「地権者の土地と等価交換する土地が足りないからマンションを建設して床と交換する」との説明でしたが、等価交換するマンションの床が減少しているにも関わらずマンションの規模を維持するのであれば、いつの間にか本事業の目的が「大きなマンションを建設すること続きをみる

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