震災から11年。教訓を活かす避難者カードの改善

東日本大震災では、要介護高齢者、障がい者、妊産婦、乳幼児、アレルギー等がある方、外国人等が避難所等に避難を余儀なくされましたが、これら要配慮者への支援が必ずしも十分ではありませんでした。その大きな要因は、各避難所において、どのような要配慮者が何人避難してきているのか、その情報を把握する仕組みがなかったことです。 そこで、内閣府は2013年に「災害時の避難所の生活環境改善に向けたガイドライン」を策定し、避難所で要配慮者をきめ細かく把握することを目的とした避難者カードを作成することを全国の自治体に求めました。 しかしながら、2016年に関続きをみる

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