新型コロナウイルス感染症対策(2020年3月15日)

今週、新型コロナウイルス感染症に関する特別措置法の改正案が成立し、第2弾となる緊急対応策を決定しました。今後万が一、緊急事態に至ったと判断した場合、この法律に基づき様々な措置を取ることが可能となります。あくまで万が一のための法律であり、現在は、そうした事態にならないよう、国民の皆様に大変な御苦労と御不便をお願いしながら、懸命に感染拡大防止策を講じています。結果として、現時点で感染者の数はなお増加傾向にありますが、急激なペースで感染者が増加している諸外国と比べて、我が国では増加のスピードを抑えられています。しかし、警戒を緩めることはできません。これまでの取組について専門家による分析結果が示されるまで、引き続き御協力をいただきますようお願い致します これまで感染が確認され、症状のある人の8割が軽症です。クルーズ船も含めれば、感染者の4割以上、600人以上が既に回復し退院しています。他方、亡くなられた方は、高齢者や基礎疾患のある方に集中しています。これまで感染が確認された方の約8割は他の人に感染させておらず、人から人へ、次から次に感染が広がる感染力があるわけではありません。他方、スポーツジムやライブハウスなど、特定の場所では集団での感染が確認されています。その共通点は、(1)換気の悪い密閉空間であったこと(2)人続きをみる

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