共生社会:アイヌの方々の名誉と尊厳を保持

先月「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」を閣議決定し、国会に提出しました。アイヌ政策は内閣官房長官の所掌であり、アイヌ政策推進会議の座長も務めています。アイヌの方々が民族としての名誉と尊厳を保持し、これを次世代に継承していくことは、多様な価値観が共生し活力ある共生社会を実現するために重要です。北海道白老町で現在整備を進めている「民族共生象徴空間」(愛称:ウポポイ=大勢で歌うこと)は、このようなアイヌ政策のコンセプトを体現する扇の要ともいうべきものです。アイヌ文化の復興等のナショナルセンターとして、アイヌ文化の素晴らしさを体験し、民族共生の理念に共感していただくため、できるだけ多くの方々に訪れていただきたいと思っています。6年前にアイヌ政策推進会議を初めて北海道で開き、当初の予定を前倒ししてオリンピック・パラリンピック続きをみる

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