子どもの命と保護者の選択の自由を守りたい

昨日、地域政党自由を守る会において「入学式・始業式には行かなくてもいいよ。」(自由を守る会合同声明文)を表明、同時に #入学式いかなくてもいいよ アクションをSNS上で、所属議員が展開し、大きな反響を得ました。

「ありがとうございます。#入学式行かなくてもいいよ のタグに勇気を頂き決断できました。」

「ちょっと迷いもあったから、読んだら涙出た」

「みなさんどうか、このような素晴らしい議員さんの意見を拡散して下さい。
真っ当な議員(お姐注:さんのへあや江東区議のこと♪)さんがいました!
入学式、私も悩み続けていました。
でも、分かってくださる方もいて救われました。国を担う人達が、みんなこうならいいのに。」

「残念ながら明日の入学式は延期にならないみたいですね。
でも区民の声を聞いて一生懸命ギリギリまで動いて下さった区議会議員さん(お姐注:白川愛目黒区議のこと♪)に心より感謝申し上げます。明日は自宅で入学式しよう。子供が寝たら飾り付け作ります♪」

このような嬉しい声が届き、多数の方に我々の声明文が読まれて、お母さん、お父さんの判断をにつき「どっちを選んで間違ってない。自信をもって」という私たちのメッセージが届いたようで何よりでした。

朝一番、メールをもらって決めた方もおいでで、急ぎ表明をして本当に良かったとほっとしております。そして、言うだけ番長ではない職人集団自由を守る会、所属議員は各所属自治体の教育長(お姐は小池知事にも)に、声明文に基づく以下「要望書」を本日急ぎ提出を致しました!

【子どもの命の保護者の選択の自由を守るために】
令和2年4月6日
東京都知事 小池百合子 殿
東京都教育委員会教育長 藤田裕司殿

新型コロナウイルス対策について東京都内学校における児童・生徒の健康を守る緊急要望書

 貴職におかれましては、都政発展のためにご尽力をされておられることにつき、敬意を表します。
 
 さて、新型コロナウイス感染者は、都内において4月5日時点過去最高の143名となり、危機的な状況となっております。

つきましては、自由を守る会では、子どもの権利条約3条憲法25条学校保健安全法26条に基づいた、子どもの安全・健康確保、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入学式・始業式等各種節目の行事等に、おいては、児童・生徒、保護者の皆様が欠席、あるいは登校自粛をしたいという判断も尊重すべきと考え、私、上田令子都議会議員が代表を務めます地域政党自由を守る会合同で2020年4月5日に声明をだし、見解を明らかにいたしました。

【背景】
学校再開にあたっては、令和2年3月24日付け文部科学事務次官通知「令和2年度における小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等について(通知)」に基づき、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策の徹底、学校医等と連携した校内保健管理体制の整備、保護者や保健所等との日頃の連絡体制を確認しているところではあります。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症はまだ解明されていないことが多く、また感染者の活動の態様によっても感染拡大の可能性も異なってくることなどから、感染者数などによる一律の学校の臨時休業の基準を定めることは困難であると思料いたします。

本年4月1日に示された専門家会議の提言では、「感染拡大警戒地域」においては、「その地域内の学校の一斉臨時休業も選択肢として検討すべきである」とされています。

このことも踏まえ、地域の感染状況に応じて、自治体の首長が地域全体の活動自粛を強化する一環として、学校の設置者に臨時休業を要請することも考えられますが、江戸川区では、本日4月6日には定通り入学式・始業式を実施いたしました。

政府は、2月 27 日に、全国の小中高・特別支援学校の一斉臨時休校を要請しました。これまでこの感染症は、子どもは重症化する可能性が低いと考えられていましたが、一方では、中国等では重症化した事例も少数例ながら報告されており、その後欧州各地でも若年層の感染の報告や重症化した事例等も数多く報告されています。その様な中ベルギー当局は3月31日、新型コロナウイルスに感染した12歳の少女が3日間、熱が続いた後、急激に容体が悪化し死亡に至ったと発表しました。会見した当局者は、この年齢の子どもが死亡するのは稀な例だとしつつも、10歳から高齢者まで誰もが合併症を発症する可能性があることを再認識させるものだとも発言しています。
更に重症化には至らなかった、無症状又は症状の軽い子どもたちが、高齢者等を含む家族内感染を引き起こし、クラスター連鎖のきっかけとなる可能性などを指摘する海外論文
なども発表されており、現時点では、確たることは言えない状況であると考えています。

令和2年4月1日2文科初第3号文部部科学事務次官から通知のあった「Ⅱ.新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業の実施に関するガイドライン」の改訂にも「感染状況が拡大傾向にある地域」では、一定期間、学校を休校にすることも一つの選択肢と考えられることがガイドラインにも明記されています。
またその他の指導の工夫についてでは登校日以外の日においても、児童・生徒の学習状況の確認等のための家庭訪問を行ったり、体調面にも配慮した上で特に配慮を要する児童・生徒など一部の児童・生徒については、登校させたりするなど、きめ細かな対応のための工夫を行うことも考えられると明記されています。
また同時にその際、教職員の勤務負担が過重とならないようにするとともに、児童・生徒及び教職員の健康管理についても十分に留意する必要があることにも言及がなされています。

【要望】
この様な現状を踏まえ、自由を守る会は以下4点につき要望を致します。関係各機関に置かれましては真摯に受け止めて頂き、子どもの安全・健康を守ることを最優先に取り組まれ、この国難にあり、児童・生徒、保護者の選択の自由を確保し、欠席、登校の自主的自粛にあたりまして、公立小中学校、都立校におかれましては、以下の通り弾力的な運用を心から求めるものです。



1. 入学式等すべての式典他学校行事・授業における欠席及び、登校自粛を通常の欠席扱いにするなど、ペナルティを課さないこと
2. 入学式等すべての式典他学校行事・授業における欠席及び、登校自粛した児童・生徒に対しては入学式に代わり全校で温かく迎える準備をすること
3. 分散登校出席児童・生徒、欠席及び、登校自粛児童・生徒に関わらず、経験値の高い教員による家庭訪問の実施(虐待防止、健康管理、勉強進捗状況確認)をすること
4. 乳幼児・低学年児童がいる教員の在宅勤務の実施を推進すること


以上

【ガイドラインの徹底を】
去る3月26日に公表されました都立学校版 感染症予防ガイドライン(新型コロナウイルス感染症)7頁には、以下の通り

「感染症の予防上、保護者が児童生徒等を出席させなかった場合について新型コロナウイルス感染症の流行に対して、その予防上、保護者が児童生徒等を出席させなかった場合の出欠の扱いについては、校長が出席しなくてもよいと認める日として扱うことができる。その際、指導要録上の取扱いは「欠席日数」とはせず、「出席停止・忌引等の日数」として記録する。」

とあることは承知しているのですが、都立学校においては、学校現場への周知徹底を、区市町村立小中学校には、ガイドラインの準拠をお願いしたいという、思いで要望書を提出しております。

また、先生方とて、人の親、小さな子どもを抱えている教職員の皆様にも在宅業務を進めて頂きたいという同じ親としての思いも反映させて頂きました。
その後、ことに妊娠中の先生方の配慮にも気づいた次第、こちらも追って対応をお願いしてまいります。

【お姐総括!】
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▲ご多忙な藤田裕司教育長とバッタリ!直接お渡しできました

先週から、都議会会派自由を守る会控室は、スタッフが子育て真っ最中のママであったり、障がいを抱えていたりしますことから、リモートワークとしており、お姐も少し久しぶりに登庁しました。
知事秘書担当部署のある政策企画局は第一庁舎、教育庁総務課は第二庁舎と歩き回っておりますと、都庁職員もかなり登庁している人数も激減、「3密」回避、「テレワーク」が徹底されており、こちらについてもホッと致しました。

今日も続々と、感染者情報が入ってきており、政府における「緊急事態宣言」も出るかとの報道もあります。買い置きは構いませんが、買い占めはなされず、平常心を忘れずに、不要不急の外出自粛、引き続いての手洗い・うがいを何卒お願いします。
大切なあなたと、あなたの大切な人のために…

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