2024年12月21日 間もなく19時。今週末は久々の休暇のはずなのに、もうこんな時間なのか!!(ため息)公務がなくても、やけに忙しい!!ああ、1日が48時間あったらなあ!! さて、「湯けむりフォーラム2024」が始まる前日の12月13日の地元紙(上毛新聞)の1面に「県民会館の存廃問題」が大きく報道された。それを受けて、同日の「直滑降ブログ」に、同じタイトルのブログ(その1)を掲載した。 「詳しいことは後ほど書く」という約束に従って、今回はその続編を書く。自民党県議団幹部の皆さんの誤解を解いておきたい気持ちもある。 その前に断っておくが、今回のブログの意図は、地元紙を批判することではない!! 県内の新聞では最大の発行部数を誇り、長い歴史と地域に根差したネットワークを持つ地元のリーディングペーパー(上毛新聞)とは、これまでも「良好な関係」というより、「健全な緊張関係」を維持して来た。 そりゃあ、そうだろう。メディアの役割は行政をチェックすることなのだ!! 知事にとっては「最も手強い」メディアであると同時に、県政に関する正確な情報を、フェアな視点で発信してもらわねばならない相手でもある。 自分が発信したいのは、地元紙への批判ではなく、政治家としての分析だ。 その1でも触れたが、上述した上毛新聞の記事の件で、当日、担当部長が議長室に呼ばれ、お叱り(?)を受けたと聞いた。その場には、自民党県議団5役と常任委員会の幹部も同席していたとのこと。 前回のブログ(その1)では、呼び出された部長からその日のうちに報告を受け、その場で井下幹事長と須藤議長に電話をかけたエピソードも紹介した。 知事として、県議会、その中でも、最大会派の自民党との関係は常に重視している。こちらに何か落ち度があったのなら、謝らねばならない。が、「何を問題にされているのか?」が、理解出来なかった。 それもそのはず。その日の上毛新聞の一面に掲載された当該記事の中に、県議会に伝えていない新しい事実や、これまでの知事の発言と異なる点は一切、含まれていなかったのだ!! その際、ある県議が、「知事が仕掛けて、地元紙に大きく報道させたのではないか?この問題に消極的な前橋市にプレッシャーをかけるための策略なのではないか?」と話していたそうだ。 繰り返すが、この発言を不快に感じている訳ではない!!が、その1のブログで、「そんな姑息なこと(?)は、全く考えていない!!(笑)メディアがどんなニュースをどう取り上げるのかは、メディア自身が判断することだ。部外者が決められるわけがない!!」と綴った。 「万一、このタイミングで県民会館のことが急に大きく取り上げられたことを何らかの戦術と見るならば、それは知事の戦略ではなく、『上毛新聞の戦略』だと思う!!」とも。以下、そう考える理由を記しておく。1.県民会館の存廃問題は、難しい決断だ。必要なプロセスを粛々と踏みながら、最終判断に必要な環境を整えていこうと考えている。このタイミングで、地元紙に大きく取り上げられることは、知事(県)にとって、何のプラスもない!!逆に注目が集まって、あちこちから不必要な反発(?)を誘発するだけだ。そうでしょう?!2.地元紙である上毛新聞は、明らかに「県民会館の存続」に傾いている。実際、この問題に特に熱心な稲村記者(優秀で手強い記者続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』