2025年12月19日 21時。東京駅で高崎に向かう新幹線をキャッチした。急いで本日2本目のブログを書く。 17時から19時まで、都内の大使公邸で、ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使と会食した。会食というより、ホームパーティーのような雰囲気だった。 「ぜひ、知事の弾き語りを聴きたい!」という大使の強い要望もあって、アコギを持参した。懇談会には、大使のご家族や群馬県関係者、キューバ人のミュージシャンも同席していた。 さすがはプロの音楽家!この男性が、ギターを弾きながら、素晴らしいスペイン語の歌を、何曲も披露してくれた。こちらも、(礼儀として?)何曲か歌わざる得なかった!(ふう) え?アルコールには一切、口をつけなかった。そもそもお酒は飲めないし、(政治家になって以降)どんな会合でも、酔っ払ってはめを外したことなど一度もない! なるほど、キューバの人たちは「人生を楽しむ」ことをよく知っている。まさにラテン系!終始、リラックスした、居心地のいい空間だった。細かいことは書かないが、1つのシンプルな発見をした。 それは、「キューバ人は、音楽とダンスがなければ、生きていけない素敵な人たち」という事実だ!!(笑) 他の参加者はまだ残っていたが、2時間ほど滞在した後、会場を出た。ヒエラ・ガルシア大使、マルガリータ恩田さん、楽しい会食をセットして頂き、ありがとうございました! さて、昨日の(今年最後となる)知事定例会見で、「愛郷ぐんまプロジェクト」の不正受給事案について報告した。 群馬県では、コロナ禍で停滞していた旅行需要を喚起し、県内経済を回復させるために「愛郷ぐんまプロジェクト」を実施した。 このプロジェクトに関して、株式会社「田園プラザ川場」の虚偽申請による不正受給が、群馬県の調査により判明したのだ。被害総額は24万9千円だった。 会見でも言及したが、当時の「愛郷ぐんまプロジェクト」の仕組みを振り返ってみよう。 この事業は、令和2年から4年にかけて展開された。県民が県内の旅館やホテルに宿泊した際、宿泊費用の一部を支援するものだった。 支援の流れは、次のようになっている。 まず、旅行者が旅館やホテルのフロントで宿泊の手続きとともに、愛郷ぐんまプロジェクトの利用申し込みを行う。その際、旅館やホテルでは、旅行者が群馬県内在住であるかなどを身分証明書などと照らし合わせて確認する。 その結果、問題がなければ、旅行者に対して宿泊費の割引またはキャッシュバックを行う。 その後、旅館やホテルは1か月程度の宿泊実績をまとめ、旅行者が作成した支援金申込書とともに、群馬県に実績報告書を提出する。 県はその実績報告書を確認し、問題がなければ、旅館やホテルに対して割引費用を支払う。 今回の不正受給は、宿泊していない人の氏名が記載された支援金申込書を提出し、群馬県から不正に割引費用を受給したというものだ。 詳しいことには触れないが、この問題に関する信憑性の高い情報が群馬県に寄せられた。それを受けて、調査を進めたところ、株式会社田園プラザ川場が不正受給を認めるという流れになった。 今後、田園プラ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
「田園プラザ川場」の愛郷ぐんまプロジェクトをめぐる不正受給が判明!〜悪質性を踏まえて公表を決定!
山本一太