群馬県の医療用物資確保の現況〜マスクは10月末までの必要量を確保、消毒液は必要量の50%まで到達

2020年4月25日:パート3 一昨日(4月23日)の定例記者会見では、患者発生数の現況、病床確保の最新状況、検査体制の充実、福祉施設等での感染症対策、休業要請に伴う支援策、ビッグデータの分析状況を報告した。 それぞれの項目について書きたいことが山ほどある。が、とても時間がないので、大型連休(GW)中に、フォローする。他の都道府県の参考にもなるはずだ。 昨晩の「Ask知事」に事前に寄せられた県民からの質問でも、マスク等の医療用物資の確保を心配する声が多かった。今回のブログでは、この問題を取り上げる。 少し前に県庁内に設置した「医療用物資確保対策チーム」がフル稼働している。このチームが中心となって、物資の安定確保・供給を図るための県内外メーカーや商社と交渉を重ねて来た。 例えば、マスクに関しては、(県内事業者からの寄付を含め)6月末までの必要見込み量「376万枚」に対して、「406万枚」の確保に目途がついている。さらに、アルコール消毒液についても、同時期の必要見込み量「3.4万リットル」に対して、「3.1万リットル」を調達出来る見込みだ。 しかしながら、10月末までの状況を見ると、状況は変わって来る。マスクの必要数「1109万枚」に対しては「1102万枚」を確保出来る見込みだが、アルコール消毒液に関し続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』