特措法45条4項に基づく店舗の公表に踏み切った後も県内のパチンコ店9店が営業を継続:その3

2020年5月1日:パート2 あたり前のことではあるが、「直滑降ブログ」は、全て本人が書いている。さらに言うと、(説明するのもバカバカしいが)このブログを書くことで「誰かからお金をもらっている」(=何らかの方法で稼いでいる)という事実は一切、ない。(断言) 自分のことを知っている人なら、「あり得ない」と笑うだろう。が、念のために事実を記しておく。 さて、ここからは「その2」の続編。過去のブログでも触れたが、まだ群馬県が緊急事態宣言の対象になる前の段階で、(すでに宣言で指定されていた7都道府県以外では恐らく最も早く)県民に不要不急の外出自粛をお願いした。重い決定だった。 ましてや、休業要請は苦渋の決断だった。県として休業要請に伴う支援を検討していたとはいえ、事業者の方々に対して、「コロナ問題は、この時期までに収まります。それまで何とか頑張ってください」と言えなかったからだ。 現在、県内には、70の山本一太後援会がある。県庁内で特措法に基づく休業要請の議論をしている最中に、様々な業界で真面目に頑張っている支持者の人たちの顔が(いちいち)浮かんで来た。その度に、溜息が出た。 法律による休業要請に切り替えた翌日、地元でお世話になっている複数の経営者から、(地元担当秘書を通じて)「知事の要請を受けて、明日から会社を閉める」「苦しいが今は頑張るしかない」というメッセージが届いた。 そうした声を聞きながら、「知事の責任は重大だ」と痛感した。ましてや、この人たちが経営する会社には、そこで働く大勢の従業員(県民)がいる。そのことも頭を過ぎった。 その晩は、あまり眠れなかった。 知事の苦しい思いは、県の幹部が一同に会する庁議(もちろんオンライン会議)でも、皆に伝えた。 「新型コロナウイルスという、誰のせいでもない不条理な事態で、毎日、真面目に生きている県民が苦しんでいる。休業要請に合わせた政府の支援策を見極めつつ、県も出来る限りの対策を取らねばならない」と訴えた。 4月28日、休業要請に応じてもらえなかった県内のパチンコ店(9軒)の名前を公表した。県内の感染拡大を防ぐための「やむを得ない措置」だった。今日も、県からこの9店舗に連絡し、改め続きをみる

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