2020年7月19日 昨日(18日)の日本国内における新規感染者は、全体で662人。東京都で新たに陽性が確認されたのは290人だった。本日は180人台に収まったようだ。 北関東地域で見ると、群馬県が1人、茨城県が5人、栃木県が6名。全国的に感染が勢いを増している状況だ。 先週の定例会見で、ある記者から、次のような質問が出た。 「群馬県は、現時点で警戒度1を維持する方針ということだが、東京で感染者が急増している。東京の状況も警戒度を判断する際の重要な要素だったはずだ。今の東京の状態を見れば、警戒度が上がってもおかしくない。このままで大丈夫なのか?」 次のように答えた。 「県独自の感染防止対策ガイドラインでは、警戒度を判断する基準として、客観的数値と総合判断の項目を掲げている。現時点で、客観的数値の各項目は、全て警戒度の引き上げを検討する基準値を下回っている。総合判断基準に関しても、東京の状況を除く他の要素は、警戒度判断のための基準値に届いていない。」 「そうは言っても、最近の東京の状況は、深刻に捉えている。今後も注視する。が、総合的に判断して、今の時点で基準値1を引き上げることは考えていない。」 それでも、万一、首都圏を中心に、このままのペースで感染者数が更に増加するような事態に陥ったとしよう。その場合は、群馬県も、どこかで2度目の休業要請をやらざる得ない状況に追い込まれるかもしれない。 しかしながら、知事の立場として、2度目の外出自粛要請や休業要請は、出来る限続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』