安心して勝ち馬に乗れる状況で「応援する」なんて誰だって言える〜知事選で痛感した世の常とは?!

2020年12月7日:パート2 夕方。新幹線で高崎に向かっている。 週末にあまり休めなかったので、今日は少し疲労感があった。が、収穫の多い1日だった。政府が打ち出す経済対策の最新の動きも分かった。それだけでも、無理して上京した甲斐があった。(ふう)明日、県庁幹部等と対応を協議する。 さて、一昨年の12月に、翌年夏(7ヶ月後)の知事選に立候補することを正式表明した。その瞬間から前知事が不出馬を表明するまで、現職知事との戦いを想定しつつ、戦闘態勢を整えていた。地元秘書たちにも、「必ず現職との選挙になる」と言い続けていた。 7月に予定されていた知事選に向けて、県内70の地域後援会を中心とした地区選対を、次々に立ち上げた。事前に行った独自の情勢調査では、現職候補を大きくリードしていた。が、後援会の支持者の人たちは、選挙情勢がどんなに厳しかったとしても、必ず最後まで支援してくれただろう。そう確信している。 地域の選対組織を発足させると同時に、県内の業界・職域団体等への働きかけにも着手した。ここらあたりの件は、当時のブログに詳しく書いた憶えがある。  県内の職域団体の代表は、立派な方々ばかり。中には、個人的に親しい人たちもいた。が、組織のトップには、組織に属する人々を守らねばならない責任がある。ましてや現職の知事と勝負するということになれば、難しい立場に追い込まれる会長や代表もいるに違いない。そう思った。 だからこそ、「次の知事選では自分を応援して欲しい」とは言わなかった。代わりに、「可能なら、中立な立場を維持してもらえませんか?」とお願いした。「選挙は必ず私が勝ちます。そうなった時、良好な関係を維持したいのです」とも。 面会を求めたほとんどの組織・団体の長が、「あなたの立場はよく分かった。頭に置いておく」と応じてくれた。(感謝)ホッとした表情を見せる人続きをみる

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