ラリーチャレンジ大会初体験〜会場の雰囲気と深いコンセプトに感銘〜来年こそ観客を入れたフル開催を!

2021年7月4日 夕方。高崎の自宅からのブログ。 少し仮眠を取った後で、パソコンの前に座った。昨晩の睡眠不足を補充するためだ。熱いミルクティーを飲みながら、日曜日最初のブログをしたためている。 今日も13時30分に携帯が鳴った。武藤健康福祉部長から、県内の新型コロナ感染者の状況について報告を受けた。本日、県内で判明した新規感染者は3名。前橋市1名、安中市1名、そして県外1名だった。昨日と同様、60代以上の感染者はいなかった。 警戒すべきは、県外の1名だ。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されている地域との往来には、十分、気をつけていただかないといけない。 さて、ここからは、渋川市内で開催されたラリーチャレンジ大会(TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ)について書く。 午前7時20分に自宅を出発。会場に到着したのは午前8時20分だった。雨模様の天気ではあったが、全国から参加したラリー車がズラリと並んだ光景には、インパクトがあった。 午前9時の開会式が始まる前に、会場をぐるっと視察した。同行してくれたGRカンパニー(GAZOO Racing Company)の佐藤恒治社長から、各ブースのチームや、大会の狙い等について、丁寧な説明を受けた。 皆さんは、ご存知だろうか?トヨタの社内カンパニーであるGRカンパニーこそ、GRブランドを展開し、トヨタのモータースポーツ活動の中核を担っている存在であることを。 今日、現地に足を運んでみて初めて分かったのは、このラリーチャレンジ大会が、多くの人々にラリーの魅力を伝え、ラリーファンの裾野を広げることだけが目的ではないという点だ。 この大会で得られた様々なデータや知見は、トヨタ車の安全性や走行性を向上させるための貴重な情報となり、新しいモデルの開発に活用されている。「モータスポーツをもっと幅広い概念で捉え、社会を変える力にしていきたい」という佐藤社長の熱い言葉には、とても説得力があった。 哀川翔さんのチームが陣取っているブースにも立ち寄った。レース前で迷惑かなと思ったが、哀川さんご本人が、気さくに迎え入れてくれた。思っていたとおりの人柄。益々、ファンになってしまった。 さすがに、ご本人の前では、得意とする「ゼブラーマン」のモノマネを披露する勇気はなかった。が、並んで写真を撮り、チームのカッコいいマスクを頂戴した。(感謝) 午前9時。大会の開会式がスタート。ゲスト用のテントには、小渕優子衆院議員(大会名誉会長)や高木勉渋川市長(大会会長)、星名建市自民党幹事長を含む地元県議等も同席していた。優子さんの後で、来賓挨拶のマイクを握った。次のような話をした。 「昨年は新型コロナの影響で中止せざる得なかった渋川ラウンドを、今年は何とか開催出来る運びとなりました。こんなに素晴らしいイベントが県内で行われることを、知事として、とても嬉しく思っています。関係者の皆さんのご尽力に、心から感謝を申し上げます。」 「本日の会場となった渋川市は、私にとって、高校3年間を過ごした第2の故郷ともいうべき街。とても思い入れがあります。ここは公道レースを描いたあの人気アニメ、「頭文字D(イニシャルD)」の舞台でもあります。この大会を契機に、現在、高木市長が力を注いでいるアニメツーリズムを更に起爆させられるよう、県としても応援していきたいと思っていま続きをみる

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