2021年8月4日 午前11時過ぎ。知事室からのブログ。 午前10時。高崎商科大学付属高校を訪問。県の私立学校審議会会長をお願いしている学校法人の前理事長、現理事長、高校の校長等と面会した。こちらからは、片貝首席補佐官と福島秘書課係長が同席。 県立学校の設置者である県が、県立高校や県立大学等に対する設置者としての責任を果たすのは当然だ。が、県内の教育イノベーションを推進していくにあたっては、私立学校との連携も(今まで以上に)重視していきたいと考えている。その意味では、とてもいい意見交換が出来た。 そう言えば、先日、発表された高崎商科大学とデジタルハリウッド大学の提携には、注目している。以前のブログでも書いた憶えがあるが、デジハリの杉山校長こそ、自分にとって憧れの存在(尊敬するボヘミアン)だと伝えておいた。今後も県内の複数の私立学校を視察する予定だ。 さて、本日の県内新型コロナ新規感染者が、初めて200名を超えることが確実となった。もちろん、過去最多の数字だ。昨日時点での病床稼働率(43、0%)が、一気に4、5ポイント、上昇する可能性が高い。医療体制の逼迫が急速に進んでいる。最悪のシナリオ(医療崩壊)を回避するため、あらゆる方策を打ち出していく必要がある。 多少なりとも前向きな要素があるとすると、重症者(人工呼吸器を使用している方)の数が、低い水準(2名)を維持していることと、死亡者が増えていないこと。ここらへんは、ワクチン接種の効果だと分析している。 しかしながら、いわゆる(重症に至らない)「中等症」と称される状態は、一般のイメージより深刻だ。事実、重症者が少ないのに、病床稼働率の急増が止まらない。予断を許さない状況が続いている。 そう考えると、感染拡大を食い止めるための対策(時短要請やまん延防止等重点措置等)を講ずると同時に、唯一の(?)ゲームチェンジャーであるワクチン接種の加速化を進めていくことが、極めて重要になって来る。 ちなみに、昨日時点における群馬県の「全人口に対する1回目の新型コロナワクチンの接種率」は47、5%。首都圏では、依然としてトップを走っている。というか、関東地域の他の都道府県と比較すると、10%近く高い。これは、後々、大きな意味を持つと確信している。 過去のブログで、続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』