朝の街頭演説で県民に訴えた3点〜他県との往来の自粛、外出自粛の徹底、積極的なワクチン接種。

2021年8月20日:パート2 13時。知事室でパソコンを起動させた。先ほど、再開された県議会本会議で、緊急事態宣言の適用に伴う補正予算が、全会一致で成立した。(感謝) 本日は午前10時から臨時県議会。限られた時間ではあったが、会派を代表して質問に立った3人の県議の話を真剣に聞き、丁寧に答弁したつもりだ。15時からの定例会見では、冒頭に「質疑の感想」も加えたいと思う。 さて、今日は、午前8時から、高崎駅西口付近で、知事の街頭演説を行った。TVカメラとペンの前で、県民の方々に、緊急事態宣言を踏まえた県の要請に対する協力をお願いした。喋り始めた途端に、スピーカーが切れるというトラブルに見舞われた。が、何とか別のマイクを使って、対応することが出来た。 メディアプロモーション課の人たちも、一生懸命、準備してくれた。が、街頭演説に慣れていないので、仕方がない。そうか、選挙のプロでもある地元の担当秘書を呼んでおけば良かったかもしれない。まあ、次回はきっと大丈夫だろう。職員の皆さん、朝からお疲れ様でした。 出鼻は挫かれたものの、演説は熱を込めてやった。最初に、知事として、これまで「地域経済活動を制限するような措置には、出来る限り踏み込みたくない」と言い続けて来たにもかかわらず、今回、緊急事態宣言を国に要請せざる得なかったこと、そのことで、再び県民の皆さんに更なる負担と迷惑をかけることになってしまう点について、率直にお詫びをした。 続けて、緊急事態宣言が必要な理由(感染拡大の異常なスピード、デルタ株の蔓延等)を、わかりやすく解説。「県内の医療体制が危機的状況にある。病床稼働率も7割に到達。医療崩壊の可能性が、現実のシナリオとして浮上している」点を強調した。 その上で、次のような言霊を飛ばした。 「群馬県が最も影響を受ける東京都に関しては、都の医療提供体制が機能不全(?)に陥っていると指摘されています。東京のような状態を、絶対に群馬で起こしてはならない。そのために、県民の皆さんの協力が不可欠です」と訴えた。 加えて、宣言を受けての県の対処方針(外出自粛や時短要請等)の内容も説明した。 その上で、演説に盛り込んだのは、知事として特に県民の方々に特にお願いしたい次の4点だった。(1)外出の自粛を徹底していただくこと。 政府分科会の尾身会長が示しているように、県民の方々にも、「外出の機会を今までの2分の1以下にする」努力をお願いした。「これまで平日に週4日、外出されていた方は週2日に、週末に2日外出していた方は、週1回に外出を減らすような工夫を、ぜひお願いします。買い物もまとめ買いする等の対応をお願い出来ればと考えています」と呼びかけた。(2)首都圏をはじめとする県外との往来を、厳に控えていただくこと。 デルタ株がまん延し、都心部を中心に、いつどこで感染しても全く不思議ではな続きをみる

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