イスラエル・パレスチナにおける早期の平和実現を求める決議

イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの武力衝突により、パレスチナ自治区ガザ地区において、一般市民、特に子供たちの人命が深刻な危機的状況にさらされるとともに、市街地に甚大な被害をもたらしている。そこで名古屋市会は3月21日、一日も早く人道的停戦が実現し、平和的解決が図られるよう強く求める決議を、全会一致で可決した。市民団体からも各党各会派に対して、名古屋市会の決議を求める声が上がっていた。

今回議決されたのは、「イスラエル・パレスチナにおける早期の平和実現を求める決議」。「民間人の犠牲者は後を絶たず、人道状況が深刻化していることに多くの名古屋市民は心を痛めている」などとして、「平和を希求する全ての市民と共に、一日も早く人道的停戦が実現し、平和的解決が図られるよう強く求める」とした。

なお、名古屋市会はロシアのウクライナ侵攻直後に「ロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議(令和4年3月4日)」をおこなっている。

■ イスラエル・パレスチナにおける早期の平和実現を求める決議
イスラエルとハマスを含むパレスチナ武装勢力との大規模衝突により、多くの民間人が危機的な状況にさらされ、市街地にも甚大な被害をもたらしている。

こうした状況の中、国連総会や国連安全保障理事会では、即時の人道的停戦や全ての人質の即時かつ無条件の解放、人道支援の確保などを求める決議が採択されてきたところであるが、今なお民間人の犠牲者は後を絶たず、人道状況が深刻化していることに、多くの名古屋市民は心を痛めている。

よって、名古屋市会は、尊い人命と尊厳が危機的な状況にさらされていることに鑑み、平和を希求する全ての市民と共に、一日も早く人道的停戦が実現し、平和的解決が図られるよう強く求めるものである。

以上、決議する。
令和6年3月21日
名古屋市会
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横井利明
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