契約歩道橋数 全国1位! ~ 歩道橋ネーミングライツパートナー契約が100橋を突破!

河合塾千種ビクトリーブリッジ「河合塾 千種ビクトリーブリッジ」「小幡南 日本ゼネラルフード空飛ぶペンギン歩道橋」「ごまたまご歩道橋」「三ヶ日みかん豊田歩道橋」...

名古屋市では、平成22年度から歩道橋の名付け親を民間から募集する「歩道橋ネーミングライツパートナー事業」を実施している。

ネーミングライツとは、公共施設の愛称を付ける権利を民間企業などに購入していただき、持続可能な公共施設の維持管理のための財源確保を図ることを目的にしている。ヨコイが平成14年度名古屋市会本会議で「本市におけるネーミングライツ導入について」と題し質問をおこなって以来、同様の考え方は全国に拡大。各地の公共施設で盛んに導入されている制度となっている。

ナカミライズグループ歩道橋ネーミングライツ歩道橋のネーミングライツは、大阪府が平成21年度に全国で初めて導入した制度だが、その膝元の大阪市での導入実績は45橋程度にとどまっている。2月28日、名古屋市は新たに南区の大同歩道橋を含む5橋の歩道橋ネーミングライツパートナー契約を締結した。

今回の契約締結によって名古屋市の契約歩道橋数は104橋となり、事業開始10年目で100橋を突破することとなった。これは全国1位の実績であり、名古屋市の歩道橋だけで年間3千万円以上のネーミングライツ料を稼ぎ出している。では、なぜ名古屋市では、これほど歩道橋のネーミングライツが広がったのか。

名古屋は他都市に比べ道路幅が広く、子どもや高齢者が横断歩道を渡るのに時間が掛かったり、信号を待つ時間が長くなるため、安全に道路を渡れるようにと歩道橋がたくさん設置されてきた。そのため、もともと対象となる歩道橋が多いというのが、要因の一つだろう。

また、名古屋市の歩道橋ネーミングライツでは、地域貢献活動をあわせて提案することとなっており、パートナーとなった企業が日ごろからお世話になっている地元地域への社会貢献の場としても活用できる点が評価されているという。

パートナー企業は、歩道橋周辺の清掃活動や子ども達の見守り活動、声掛け活動をすることによって地域との接点が生まれ、地域から「ご苦労様」と声を掛けられたり、地域イベントに招待されるなど、パートナー企業が地域に認めて貰えるきっかけとなり、社員のやり甲斐につながっていることも、大きなメリットの一つだと好評だという。その他にも、緑政土木局の担当職員達によるこれまでの地道な営業努力も、影の力として大いに貢献していることは言うまでもない。

「住民との関係を深め、地域と共生する企業として認知してもらいたい。企業の活動を広く市民の方々にも知ってほしい。」身近な歩道橋を起点に、地域と企業が繋がり、地域の活性化や街の魅力づくりにも役立つ歩道橋ネーミングライツ。公共施設の維持管理のための財源確保にとどまらない「歩道橋歩道橋ネーミングライツパートナー事業」が今後さらに広がっていくよう私も応援していきたい。

(参考)
■ 歩道橋ネーミングライツはいくらで取得できるの?
年間30万円以上で、対象となる歩道橋の桁部分に企業名、商品名(企業名と商品名の併記は可、業種名の標記も可、企業ロゴの使用も可能です)を入れた愛称を標示することができます。
歩道橋ネーミングライツパートナー事業について (←click)

■ なぜ30万円なのか?
歩道橋には年間30万円の維持管理費が必要であり、その全額をパートナー企業の広告料で賄うものです。

■ 歩道橋以外にも名前を付けることができるのか。
年間を通じて、本市のお好きな施設等(例外もあります)に愛称をご提案いただくことができます。
PR
横井利明
PR
minami758をフォローする
政治家ブログまとめ