テレビを予め配備 市内小・中学校

IMG_1305「小・中学校体育館へのテレビの設置」が7月15日(月)より始まった。

これは、災害発生からの経過に伴い、刻々と変化する気象情報や被災情況など、最新の災害情報等を避難者へ迅速に正確に避難者に提供するため、主要な指定避難所となる市立小中学校へテレビを配備するもの。

もともと避難所にはテレビが設置されておらず、現在、台風がどこを通っているのか、今後どのような被害が出そうなのかなどの情報が入らないことから、避難所にいるとさらに不安が高まるといった苦情が絶えなかったことがある。

IMG_1302そこで、災害時のめまぐるしく変化する状況を迅速かつ継続的に伝えるテレビをあらかじめ避難所に配備すること、また、電源喪失時においてもテレビが視聴できるよう、またスマホ等の充電が可能となるよう電源を確保する必要を平成30年11月定例本会議で訴えたもの。この質問を受け、令和元年度予算において、指定避難所へのテレビの設置関連予算が盛り込まれていた。

IMG_13067月15日(月)には、市内の先陣を切って、避難所開設・運営訓練が行われていた大生小学校(南区)にテレビ・屋内用アンテナが設置された。住民からは、「これで安心して避難できる」「今まで困っていた」などの声が聞かれた。今月中には市内のすべての小・中学校体育館にテレビが配備される見込み。


■ 今回配備される備品
・32型テレビ
・屋内用アンテナ
・準備ができ次第、災害非常用発電池(金属亜鉛と空気の化学反応で発電)
・(避難者があった場合)朝刊を配達

なお、今年度、来年度の2か年で、指定避難所である小・中学校体育館、運動場トイレの洋式化改修工事がおこなわれる。障害を持った方や高齢者の方々、子どもたちにも安心して避難していただけるような措置が講じられる。
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横井利明
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