県・近隣市町村との対立 堀川への木曽川導水は市民の悲願

市長選河村市長は持ち前のパフォーマンスで、国・県への攻撃には余念がない。近隣市町村との関係もぎくしゃくしたまま。関係団体との対立も少なくない。しかし、国・県・市の対立は市民生活に深刻な影響を及ぼしています。

■ 横井利明は堀川に木曽川の水を導水
堀川は今から400年前、名古屋築城、開府に際して、木材や石などの建築資材運搬用の運河として名古屋港から名古屋城付近まで開削された。昭和初頭までは、市民の大切な憩いの場であったが、産業の発展や人口増加に伴い、堀川の水質は年々悪化。ヘドロの堆積による悪臭も決して少なくない。

一方、堀川1000人調査隊や名古屋堀川ライオンズクラブなど市民の方々による水質浄化に向けた活動が展開された結果、一時期に比べ、魚も増え、水質も浄化しているという調査結果も出ている。

堀川沿線には「納屋橋」など都心部の賑わいや交流の拠点として、さらなる発展が期待される地区が数多く点在している。さらに魅力的で美しい水辺空間が展開されれば、名古屋市の魅力向上にも大きく貢献する。

さて、松原前市長時代には、「堀川」への木曽川の水を導水する計画が検討され、国や関係自治体などと調整した結果、わずか3年間に限った試行ではあったものの、実際、木曽川導水の社会実験も展開されている。しかし、河村市政では、県や近隣市町村、関係者と対立。現在では、木曽川導水の議論も完全に止まったままだ。

横井利明は、この度の選挙の市民の皆様とのお約束のひとつに、「堀川への木曽川の導水」を掲げる。今日まで堀川議連の一員として堀川の水質の浄化に市民の皆様と共に取り組んできたが、最後はやはり市長の姿勢がネックに。

横井利明は、国土交通省中部地方整備局の関係者の皆様、愛知県や岐阜県、三重県の皆様、木曽川の水利権を有する関係自治体の方々、漁業関係者の皆様、市民の皆様とも十分話し合いを進め、堀川周辺の分流化とともに、名古屋市民の悲願である「堀川への木曽川導水事業」を必ず実現する。

なお、国・県との対立は「堀川」以外にも、市政の多方面に大きな影を落としている。

新型コロナウイルス感染症の第3波では、市内の病床はひっ迫。しかし市長から県への要請は一度もなし。横井利明や市の担当者、県知事が連日のように走り回ったものの、病院に入院できず亡くなった方もいた。

リニア開業に伴う名古屋駅周辺のまちづくりも知事と市長の話し合いは全く持たれていない。本来なら市長から知事に対して補助金の要請を行い、事業費2,000億円余の負担割合を早期に決め事業化しなければならないにもかかわらず、計画は全く進んでいない。このままではリニアが開通しても、リニア名古屋駅、名鉄、近鉄、地下鉄などの交通結節はばらばらのまま。

そして、何よりも、知事と市長とで、この地域の中長期的な議論を進め、県市連携に関する議論、二重行政の解消、経済の発展など、未来の絵姿について明確な計画を立てなければならないにもかかわらず、議論は何も進んでいない。中部圏のリーダーとしての役割を全く果たせていない今の状況を、横井利明は持ち前の調整力で解決していく。
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横井利明
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