予算特別委員会が本日無事に終了しました!
私は無所属の会を代表して意見開陳を行いました。
以下、意見開陳で述べた文章です💁♀️
予算委員会で行った質問もまとめてあるのでご覧ください🙇♀️
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無所属の会入江あゆみです。
令和5年度一般会計予算、一般会計補正予算、3特別会計に賛成の立場で会派を代表し意見開陳を行います。
延べ8日間の審議にあたり総括質疑でも申し上げましたが、 令和5年度予算の中でも、特に福祉・健康・教育の支援策は、区民の誰もが享受できる本当に大切な施策だと考えます。
区民の様々な需要に応え行政サービスが拡大している中、最小必要経費の扶助費について、予算の中で相当な数字を占め続けています。
国や東京都の特定財源は増加していますが、区の持ち出す財源はほぼ同水準で推移しています。
扶助費について、担保すべき大切な財政措置と指摘し、確認をさせていただきました。
・豊島区に住む、外国人も含めた全ての区民、乳幼児から高齢者まで、求める必要な行政サービスが、困窮する世帯はもちろんのこと、問題を抱え悩んでいる方にまでしっかり行き届いているのか
・いまだ続いているコロナウイルス感染症の影響が、区民一人一人の生活にどのように
及んでいるのか、そしてどのような場面に存在するのか
・ひとり一人に寄り添い、心を寄せた行政サービスが隅々まで浸透しているのか
・どのような行政サービスが求められているか、時代や社会状況に沿った在り方を問い続けていく事が重要です。
今後出現する緊急事態に相応できるのか、区政の根幹ともいえる行政サービスを担保しているのか。
必要な施策の見極めと予算執行が、将来にわたって持続可能なのか
の視点を基に質疑を行いました。
款別に要望を踏まえ意見を申し上げます。
議会費、政策経営費、総務費について
〇治安対策において池袋駅周辺の特に女性に多発している、悪質なナンパ、付きまとい行為やスカウト・キャッチなどの対策強化を図られ、安心安全なまちづくりに努められたい。
〇平和の事業について、戦争体験者の語り部事業を推進され、地域の様々な場所を捉えて語り継ぐことで平和の大切さを伝えられたい。
〇地域に直結する基礎自治体として、公務公共サービス職員の定員管理計画を策定するなど、行政需要に沿った職員増を図られたい。
〇多文化共生推進にあたっては、外国人の相談事例集などの作成により、速やかな相談解決が出来る糸口とされたい。
区民費・福祉費・衛生費について
〇地域における動物の支援体制整備事業について、定期的に団体の運営の仕方などを区がチェックしていく仕組みを図られたい。
〇地域猫協議会について、餌代などの経費が負担になっている、支援の拡充を図られ、猫と地域の共生につながる施策の充実に努められたい。
〇可哀想な動物を無くすため動物殺処分0を継続していくために、地域猫活動や犬・猫の保護活動について様々な工夫をしながら更に周知を図られたい。
〇地域生活拠点コーディネート事業について、心身障害者福祉センターが担う基幹支援センターと拠点コーディネートを担うグループホーム、精神障害者事業所との連携を図り相談支援体制の充実に努められたい。
〇精神障害者支援について、当事者本人、家族、地域に寄り添い、区・高齢者総合相談支援センターなど関係機関の連携を図り、課題解決に取り組まれたい。
環境費・都市整備費
〇TwitterやInstagramなどのSNSを活用し道路や公園施設の整備状況の見える化や不具合を気軽に相談できる体制整備を検討されたい。
〇CO2排出削減について、電気自動車の導入など区民に分かりやすい施策の展開を含め、今後想定される災害時などを含め、部局横断的な取り組みの強化を図られたい。
〇安心住まい提供事業について、25%も空き室がある問題点を整理し、高齢者が希望する住戸が選択できるよう、住宅登録制の導入などの提供方法を検討されたい。合わせて、世帯年齢についても再考されたい。
文化商工費・子ども家庭費・教育費
〇ファミリー・サポート・センター事業について、利用会員の登録、更新の手続きをオンラインでできる体制整備を早急に図られたい。
〇援助会員の養成講座の開催方法について、オンラインを活用するなど様々な工夫をし援助会員のなり手不足解消を図り、事業の充実に努められたい。あわせて、公立学校等における労働安全衛生管理体制の整備に関する調査において、指摘される職員のメンタル不調に至らない、スクールスーパーサポートスタッフの増員や教科担任制の導入に向けての取り組みを進められたい。
〇不登校対策について、教育センターのみならず民間のフリースクールと連携強化を図るとともに、地域の居場所の確保について研究されたい。さらに、フリースクールへの支援についても検討されたい。
〇子どもの権利擁護センターについて、だれ1人取り残すことなく、すべての子どもたちが安心して相談できる体制整備の充実を図られたい。
〇具体的な事例を盛り込んだ広報での周知や、相談の仕方を分かりやすく伝えるなど様々な工夫をして小さな声に寄り添い子どもたちを守っていく機関となるよう努力されたい。
一般会計歳出の補足質疑について
〇介護職員宿舎借り上げ支援事業について、区と災害協定を締結した事業所4か所の予算規模になっており、地域包括支援センター圏域8か所を目途に整備されるよう検討されたい。
〇ハレザ池袋での音楽によるアニメのまちづくり事業について来街者のみならず、区民も一緒になって楽しめる満足度の高い事業となるよう努力されたい。
3特別会計について
〇介護保険事業について、2024年策定の第9期介護保険事業計画の改定に向けて、総事業量の算定が介護保険料に跳ね返る仕組みである事を踏まえ、国や東京都へー負担増に至らない措置を講じるよう求められたい。
全部の補足について
〇がん患者のウィッグ・胸部補整具等購入費用助成事業について、助成額の拡充について検討されたい。
〇ヘアドネーションの普及啓発を行うと共に、偏見やいじめが起こらないよう、ヘアドネーションを行う方、癌などの病気により髪の毛を失う方がいる事も併せ柔軟な対応、周知啓発を図られたい。
〇職員のハラスメント対策について、個人の問題としてとらえるのではなく、労働、労務管理上の問題として、組織として解決していくことが重要だと思います。ハラスメントを絶対的に解消する決意で取り組まれたい。
以上、要望・意見を申し上げました。
様々な課題について議論をいたしました。
令和5年度予算は、新たなかじ取りで執行されます。
本区は一層の少子高齢化が顕著です。子育て支援の充実は誰も異論をはさむ余地はないと思います。しかし、高齢者支援も重要な施策です。
分断を図るのではなく、豊島区が将来にわたり、世代を越えた区民の負託に応えていく財源の確保が不可欠です。
行財政改革は必要ですが、行政サービスは増大し続けていることからも、より計画性、持続可能な財政基盤を確立した行政運営が必要だと考えます。
区民サービスを向上させるため、知恵を絞り、力を合わせ、様々な工夫を続け、より柔軟な予算執行をお願い致します。
真に『誰一人取り残さない』施策の推進にご尽力いただきますようお願い申しあげ、無所属の会の意見開陳とさせていただきます。
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