名古屋市会の開会に先立ち、本会議場において名フィルミニコンサートが4年ぶりに開催された。指揮者は名フィル音楽監督である川瀬賢太郎さん。名古屋フィルハーモニー交響楽団17名により、演奏曲目「ジャン・シベリウ」「アンダンテ・フェスティーヴォ」などが弦楽アンサンブルで演奏された。
さて、名古屋市会は普段、傍聴席はどちらかといえばガラガラ。しかし1年で1回、2月市会の前に開催される名フィルコンサートだけは傍聴席は満席になる。例年は名フィルコンサートの応募者数は1,000人程度。倍率は3倍くらい。しかし、今回はコロナ明けで4年ぶりの開催となったこと、また名フィル人気もあって、300人の傍聴席に対して応募者数は2,244人と過去最大となった。応募倍率は6.8倍とこれまた過去最高倍率。
さて、令和6年度名古屋市一般会計の総額は1兆4,853億円で8年連続過去最大。昨年度より733億円増加した。また、市税収入も6,276億円と過去最高額。前年から134億円増加した。国の経済対策である定額減税により個人市民税が減収となるものの、企業業績の改善により法人市民税が増加。また3年に一度の評価替えにより固定資産税及び都市計画税が、それぞれ増収となることなどから、市税全体では前年
度当初予算を上回る見込みとなっている。なお、定額減税による個人市民税の減収分については地方特例交付金により補塡される見込み。
名古屋市予算は3月31日に議決される予定。
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