カジノ断念は市民の力


苫小牧市は晴れているものの風が冷たい! 表敬訪問や「党を語るつどい」などにまわると、やっぱり話題は「桜を見る会」です。

 「年金も減らされて困っているのにさ」と、庶民のくらしよりも自分の支援者や「お友達」に便宜をはかっていることに加えて、ジャパンライフの荒稼ぎを後押ししたのではないかとの疑惑も前に、不満や怒りの声が次々と出されました。安倍昭恵さんのことも話題に「もう顔も見たくないよ」という方も。

 苫小牧市はIR誘致を進めようとしてきたものの、市民の強い「カジノ反対」世論を前に、鈴木道知事が断念したことを受けてホッとしたばかり。小野寺幸恵市議から「市民が声を上げれば政治を動かせる。今度は安倍政権を変えましょう」と呼びかけると、そうだそうだとの話にもなりました。

 署名に集会、議会では質問・論戦と、カジノに反対する市民のみなさんと力を合わせてきた日本共産党。こういう力が大きくなれば必ず世の中は変わりますと、私も力を込めました。もうウソとごまかしの政治はいらない!

 夜はむかわ町にも足を運んで、党のことも政治・社会のことも語り合いました。訪問したお宅では写真のような猫の編み物があったのですが、触ってビックリ中身は洗濯ばさみ! 確かに足のところで挟めるようになっています。

 「タイ焼き屋さんにも置いているんですよ」との話。タイ焼き屋というのは、昨年の胆振東部地震で店舗が全壊した方のことで、今は仮設商店街で営業をされているのです。心ひとつに、こうやって町の再生に力を合わせようとの思いが広がっているんですね。

 こんな時に安倍政権といえば、自己保身も甚だしいくらい。国会では会期を延長してでも真相究明をと、野党はまとまっています。この力を後押ししていく世論を、北海道でも広げなければ。明日も朝から宣伝です。

 【今日の句】逃げ切ると 思うな国民 忘れない
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畠山和也
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