温泉文化のユネスコ無形文化遺産最短登録を実現すべき理由:③〜文科大臣へのアプローチを変更!!

2025年6月11日:パート2 10時30分。新幹線で高崎に向かっている。まさに「とんぼ返り」の日程だ!!(ふう) 午前9時。都内の旅館会館で、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の井上善博 会長、亀岡専務理事と面会。温泉文化の無形文化遺産登録に関する今後の戦略を話し合った!! お陰様で、中身の濃い打ち合わせが出来た!!井上会長、わざわざ九州から上京頂き、ありがとうございました!! 打ち合わせの直後に東京駅に移動。高崎に戻る新幹線をキャッチした。さっそく、温泉文化シリーズの続編(その③)に取りかかる!! 阿部文科大臣が「忙しくて日程調整が難しい!」「副大臣なら対応が可能だ!」とおっしゃっている間に、温泉文化等の要望を行うために、中野国土交通大臣と2回、浅尾慶一郎環境大臣と2回、赤沢経済再生担当大臣と2回、お目にかかることが出来た。3人の閣僚の皆さんには、多忙なスケジュールを調整して、面会の時間を作って頂いた。(感謝) そう言えば、阿部大臣にメールでアポをお願いした際に、こうも説明してあった。 「お忙しいとは思うが、歴代の文科大臣(柴山、末松、長岡、森山各大臣)には、毎回、この問題で要望の機会を設けて頂いている。知事の会として、何とか大臣に要望する時間をご調整頂けないか?」と。 「たとえ大臣の反応が、こちらの期待どおりでなくてもいい!政治家としての意見を伺いたい!」という趣旨のことも伝えた。 「群馬県知事(知事の会の事務局長)では、文科大臣が会うのに役不足だと言うなら、もちろん、平井会長(鳥取県知事)や村井幹事長(宮城県知事)にもお声がけをして、複数の知事で訪問するようにする!!」とも申し上げた。 断っておくが、阿部文科大臣のことを、悪く思っているわけではない!!が、これだけは書き残しておきたい!!温泉文化登録という挑戦に真剣に取り組んでくれている全国の旅館、ホテル関係者、そして温泉地の皆さんにも、知っておいて欲しいことだからだ!! ご存知だとは思うが、全国に多数、存在する「神楽」のうち、すでに40が国の「重要無形民俗文化財」に指定されている。 現時点でも、国内で文化資産として認知されている「神楽」が、無形文化遺産登録に相応しい素材であることは、疑う余地がない!!「神楽」の振興に力を入れて来た全国組織があることも、ユネスコ無形文化遺産への登録に向けて、努力を積み重ねて来た大勢の方々がいることも、よく存じ上げている!! が、新しいコンセプトである「温泉文化」の背後にも、「世界の文化遺産としての認知を勝ち取る」ことを、心から願っている大勢のひとたちがいる!! 今や、温泉文化をユネスコ無形文化遺産に登録することは、全国の温泉地の人々の「悲願」になっていると言っても過言ではない!! 全国各地に大きな期待が生まれているからこそ、与党(自公)による約120人の議員連盟が創設され、かつ47人(全都道府県)の知事が、この運動に賛意を示してくれているのだ!! こうした状況がある中で、「温泉文化」に関する知事の会の要望に対しては、「忙しいので時間が取れない!」と繰り返す担当大臣が、「神楽」の議連幹部には早々に面会して彼らの要望を聞き、(細かいことは書かないが)「力強く激励する」というのは、納得がいかない!! こんなことは言いたくないが、政府の閣僚としては、あまりに「バランス(配慮)を欠いた」対応ではないだろうか?!(ガクッ) 外から見ると、「政府が最初から『神楽』のほうに加担し、バ続きをみる

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