2025年6月22日 午前9時。日曜日の今日も、朝から活動している。午後には、高崎市内の政務が1つ、入っている!! 18日から、「ウルビー」(宇留賀前副知事)のいない県政が始まった。いつも言っているように、楽観主義の自分は、「全てのこと」を前向きに捉えるようにしている!! この6年間、知事として、何事にも全力を尽くして来た!!自らの決断に1%の後悔もない!! が、それでも、知事にとって「最高のパートナー」だった腹心を失った影響は大きい。このダメージを取り戻すためには、まだ「しばらくの時間」かかりそうだ!!(ため息) 理由はシンプル。ウルビーだからこそ任せられた幾つかの重要なプロジェクトを、全て自分自身でフォローしなければならないからだ!!(ふう) それ以上に痛手なのは、知事としての「日々の決断」をスムーズに行うための「判断材料」が減少したこと!!もう少し具体的に、説明しておこう。 群馬県の政策決定プロセスが、他の自治体に比べて「圧倒的にスピーディー」なのは、頻繁な「知事協議」にある!! 予算協議はもちろんのこと、担当部局が重要な事業を決める際には、必ず、2人の副知事と総務部長(+財政課長)、秘書課長、担当部長等が同席するオンライン協議(時にはリアル会議)が行われる!! 日によって時間は異なるが、平日は、ほぼ毎日、複数の担当部局と知事協議を行なっていることに気がついた。最近は、忙しいスケジュールの合間を縫って、移動中の知事車でもウェブ協議が入るようになった。(ガクッ) しかも、1つ1つの協議の中身が濃い!!(ふうx2) ちょっぴり辛いのは、知事車で移動する間、運転を担当するスタッフや常に同行する秘書課の係長に、「得意のモノマネ」を披露する(練習する?)時間が無くなってしまうことだ!!(笑) 多忙な日々の中で、「6歳児みたいな知事」にとっては、スゴく大切なリラックスの時間なのに…。(ため息)自分で言うのも何だけど、モノマネのレベルは、相当に高い気がする!!かなり「笑い」を取っているもの!!(笑x2) 本題に戻るが、上述した知事協議のポイントは、その進め方にある。先ずは、ある事業や予算等に関して担当部局長の説明や意見を聞き、2人の副知事や、予算(財政)を担当する総務部、担当部長(時には局長や課長)の考え方を聞きながら、その場で知事が方向性を決める!!これが通常の流れだ。 知事として即断即決する時もあれば、更なる議論を促す場合もある!! このプロセスにおいて、ウルビーの存在は、(知事にとって)とても重要だった!!経産省で様々な経験を積み重ねている宇留賀さんには、自分にない知識と視点(産業政策や経済対策としての見方、民間との連携という観点、経済界の人脈等)があったからに他ならない!! え?若いだけに、行動力も抜群だった!!群馬県に赴任した当時は38歳で、副知事としては、全国最年少だった!!常に全力疾走している、子どもみたいなワガママな「知事 山本一太」に、ピタリと並走出来るひとなんて、そうそういない気がする!!(笑) もっと有り難かったのは、遠慮なく「知事と違う見解を述べてくれる姿勢」だ。「ええと、僕は知事とは少し違う見方をしていますが…。」ウルビーのこのセリフが、とても気に入っていた。 他の自治体のことはよく知らないが、多分、副知事がこんな感覚で発言出来るところは、少ないのではないか?! そもそも、知事は「ちっちゃな国の大統領」みたいなもの。そうでなくても、周りからチヤホヤされて「裸の王様」になりやすい!!近くに「異論を唱えてくれる」ひとがいるのは、極めて大事なことなのだ!! その点、群馬県知事は、恵まれている。2人のアドバイザーも、担当部長も、ち続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
群馬県は「ウルビーロス」を克服することで更に進化する!〜「ニュー塚」副知事の活躍にも期待!!
