我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
7月に入りました。今月もよろしくお願いします。
6月の主な活動を公式ホームページに更新しました。
あらゆる形で政治家としての活動を見える形で発信しておりますが、紙のチラシが届いていないので欲しいなどご要望がありましたらお気軽にご連絡ください。
さて、私の政策の一丁目一番地となっている外来水生植物対策ですが、本日7月1日から新しい取り組みを始めます!
『スマホアプリを使用した県民参加型の外来水生植物の分布調査』です!
熊谷知事に手賀沼に視察にお越しいただいてから、私の活動にもご理解いただき、私は2018年からこの問題を議会にて取り上げ、8年間ライフワークとして取り組んでおり、県議会における代表質問や当初予算要望の際に必ず手賀沼の外来水生植物対策を入れています。
その結果、大規模駆除の必要性から大幅に予算を確保していただきまして、駆除スケジュールを前倒しして、昨年度中に予定していた大規模駆除は完了しました。
しかし、一片の切れ茎からでも繁茂をするナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイを完全に駆除するということは不可能であり、まさにいたちごっこです。
大規模駆除を終えても、このように駆除活動を手作業でしなくては、どんどんと広がってしまいます。
今年の6月21日
重要なことは早期発見・早期駆除!
病気と同じです。
そこで、今年の2月定例千葉県議会の我が会派の代表質問及び5月に開催された「令和7年手賀沼水環境保全協議会通常総会」にて外来水生植物自体の特徴の周知と県民が外来水生植物を見つけた際の通報先の仕組みづくりを要望しておりました。
そして、その要望を具現化していただきました。
今回、千葉県は県民から外来水生植物の情報を広く集めるためにスマートフォンアプリを使用した県民参加型の千葉県全域の外来水生植物の分布調査を実施することとしました!
効率的な防除を進めるためには、より多くの目で監視し、分布情報を常に更新していく必要があります。
多くの分布情報を収集するため、県民の皆様にも御協力は必要不可欠であり、私が現場で様々な団体と駆除活動を何年もしている中で、現場の声を議会にて届けたものです。
実際に駆除作業をしないとわかりませんが、本当に本当に大変な作業なので、「繁茂する前に見つけたら即駆除!」という仕組みができたら財政的にも、環境的にも、駆除する団体にとってもベストなのです。
発表前に環境生活部と協議を行い、私の提案から着想を得たとのことで、改めて政治家の現場主義の大切さを痛感した政策のひとつです。
今回の調査では、株式会社バイオームが開発し運営する、スマートフォンのいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を使用します。
「Biome」は、見つけた動物・植物の名前を AI を使って判定することができる無料アプリで、現在国内の約10万種類を調べることができます。
アプリ経由でユーザーが投稿した動物・植物のデータは、外来種の拡大状況、生き物の新発見や分布変化など学術的にも使用されています。
【実施期間】
令和7年7月1日(火)~令和7年11月14日(金)
【参加方法】
1 お持ちのスマートフォンに、アプリ「Biome」をインストールする。(※1)
2 ホーム画面で「みんなでつくろう!ちば外来水生植物マップ」
(いきものクエスト)のバナーをタップする。
3 調査対象の生物を撮影し、写真をアプリに投稿する。(※2)
(※1)無料でお使いいただけます。通信費は利用者負担です。
(※2)アプリには生物の名前判定のAI機能が搭載されており、撮影した写真の生物種の候補が表示されます。
【調査のテーマ(いきものクエスト内のミッション)】
○メインミッション
県内で、調査対象の7種の外来水生植物(※3)のうち3種を撮影、投稿。
(※3)調査対象種(全て特定外来生物)
ナガエツルノゲイトウ、オオフサモ、オオバナミズキンバイ、ボタンウキクサ、ミズヒマワリ、ブラジルチドメグサ、オオカワヂシャ
○エクストラミッション1
令和6年度に実施した分布調査によりナガエツルノゲイトウの 分布が確認されたエリアでナガエツルノゲイトウを3回撮影、投稿。
○エクストラミッション2
令和6年度に実施 した分布調査によ りナガエツルノゲイトウの 分布が確認されなかったエリアで、ナガエツルノゲイトウを1回撮影、投稿。
【分布図の活用】
今回、県民の皆様から投稿されたデータは、整理・検証したうえで、分布図の更新に使用します。
最新の分布図は、市町村や関係機関とも共有し、計画的・効果的な防除に活用するほか、普及啓発資料としても活用する予定です。
ぜひともアプリをダウンロードしていただき、報告をお願い致します!
スマホアプリを使用した県民参加型の外来水生植物の分布調査を開始します!
