視察1日目:兵庫楽農生活センター

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日から会派「千葉新政策議員団」で兵庫県と大阪万博の視察です。

新幹線の中でもひたすら仕事。。。


朝、東京を出まして、お昼に兵庫県に着き、「兵庫楽農生活センター」へ行ってきました。

 

 

今ではよく見かけるようになりましたが、実は「楽農」という言葉を作ったのは兵庫県なんです。

 

兵庫県は「楽農生活」を提唱しています。

農林水産業体験や農山漁村との交流を通じて食や農に親しむ暮らしのことであり、「兵庫楽農生活センター」は兵庫県民誰もがこの「楽農生活」の体験や実践ができる拠点施設となっています。

 

平成18年にオープンし、そろそろ20年を迎えるにあたり塗り直し補修中でしたが、内容の充実ぶりには驚きました。

 

兵庫県から(公社)ひょうご農林機構が指定管理を受けており、県職員が4名派遣されているとのことです。

センター長からお話を聞き、地元農家、民間企業、行政が上手に連携している成功例だと感じました。年間の入園者数はコロナ過以降停滞はしているものの、9万人以上が来園されており、広報手段はLINEなどとのことです。

 

 

さまざまな事業を実施されていますが、生きがいとして農業を楽しみたい人、兼業したい人、農業のプロを目指す人向けなど、各種コースがあります。

 

 

就農コースにつきましては、20期までに315人が受講し、297人が卒業され、そのうち農業を始めた人が262人と約89%。

非農家の方へ農地を斡旋したり、農地バンクの活用、各種支援制度が受けられるように支援も行っており、卒業生への手厚いサポートにより、年間新規就農者数約300人のうち、楽農生活センターコース出身者は約20人とのことで、かなり貢献していると感じました。

 

 

学んで実践できるのが何よりも魅力です。

 

 

 

また地産地消のレストランは大盛況!

我々も昼食をこちらのレストランでいただきましたが、どの料理にも地元の野菜が使われており、とにかく新鮮でおいしかったです。

 

千葉県においても担い手不足等が課題となっている中、まずは「農」に触れていく取り組みと手厚いサポート体制は非常に参考になりました。

 

明日も朝がかなり早いので、今日はこの辺で!