東洋大学授業~ネット選挙と若い世代の投票先~/ウクライナ支援について県と協議

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日は東洋大学にて『政治とメディア(ネット)』の授業。

 

 

受講生に行ったアンケート結果では先般行われた参院選には46%が投票に足を運んだとのことでした。

一方で、全国で10代の投票率は34.49%。

全国平均に比べると、多くの学生が投票に行ったことがうかがえます。

行かなかった理由としては、やはり留学生や地方から大学生だと住民票を移していないということが挙げられました。

また、誰に投票して良いかわからないという理由も多い。

 

 

そして今回わかったことは若い世代の投票先の特徴は「既存政党には投票していない」ということ。

 

明らかにYouTubeをはじめSNSを駆使した新しい政党や候補者に投票しており、実際の参院選の結果と若い世代の投票先には大きな乖離がありました。

つまり、若い世代の投票率が向上すれば政治の構造も変わる可能性が多分にあるわけです。

 

投票をする上で、参議院とは何をするところなのか、衆議院とはなにが異なるのか、選挙制度はどう異なるのか、

そもそも国政と地方政治はなにがどう違うのか、

どの選挙にはどこを注目すれば良いのか、

何故、著名人が多いのか、

などなど、私の話を皆さんが真剣に聞いてくれたこともあり、有意義に授業を進めることができました。

 

私も学生の皆さんから学ぶことたくさんあります。

若い世代の皆さん一人一人が様々な機会を通じて、自分の1票の価値を理解し、政治に少しでも関心を持っていただけるように、私自身もあらゆるツールを使って積極的に皆さんの声に耳を傾けてコミュニケーションをとっていきたいと思います。

 

さて、日曜日はウクライナ出身のバンドゥーラ奏者のカテリーナさんとトークセッションを行った際に、実際にウクライナから避難された方々が日本の日常生活で困っていることなどを教えていただきました。

 

ウクライナ支援については都道府県ごとに異なっておりますが、千葉県では、千葉県に身元引受人(ご家族、親族や知人・友人)がいらっしゃるウクライナの方々に県営住宅を提供しており、例えば日本にいるご家族・親族が日本に家があったとしても、もちろん県営住宅を提供しているとのことでした。

※ちなみに身元引受人等がいらっしゃらない場合は国で対応・支援しております。

しかし、例えば東京都で入れないケースもあるとのことで、そういう場合は身元引受人や当事者からご相談を受けることもあり、千葉県で受け入れることもあるそうです。

 

また、翻訳機のポケトークが誤変換が多く、言語が大きな壁になっているというお話もいただいたので、例えば公共機関等でどうしても適切な手続きをしなくてはならない場合など、県にウクライナ語もしくはロシア語がわかる方のご協力をいただきたいということも行政に伝えました。

 

大学生とのコミュニケーションもそうですが、やはり、実際に話を聞くことはとても大切です。