我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
明日から1週間は千葉県議会では一般質問が続きます。
本日は『千葉新政策議員団』の代表質問で私が担当させていただいた質問項目のうち、医療問題についてお伝えしていきます。
医師不足については3期目は特に力を入れている分野でして、県民の健康と命を守るために、医療現場を支えていくことは必要不可欠です。
県内の何処に住んでいても、平等な医療が受けられることが理想ではありますが、千葉県は医師少数県であり、特に医師の地域偏在は喫緊の課題です。
重点医師偏在対策~診療所の承継・開業支援事業~
重点医師偏在対策支援区域の診療所の承継・開業支援事業
厚生労働省は昨年、医師の偏在是正について概要を発表し、人口減少よりも医療機関の減少が早い地域などを重点医師偏在対策支援区域とし、千葉県内では山武長生夷隅医療圏と君津医療圏を支援区域にすることとしました。
支援区域においては、一刻も早い対策が必要であり、支援区域において診療所を承継又は開業する場合、当該診療所に対して施設整備、設備整備、一定期間の地域への定着支援を行うことにより、地域の医療提供体制を確保するため、診療所の承継・開業に要する経費の一部を助成しています。
【質問】重点医師偏在対策支援区域における診療所の承継・開業支援事業の進捗状況はどうか。
【副知事答弁】
本事業について県ホームページに掲載するほか県医師会等関係団体に協力を依頼し、本年4月から複数回にわたり募集した結果、山武長生夷隅 保健医療圏において診療所開設者1名から申請があり、現在、交付に向けて事務手続きを進めているところ。
県としては当該区域における持続可能な医療提供体制の構築に向け、引き続き関係団体と協力し、当該事業をはじめ、様々な取組により、医師偏在の是正に努めていく。
診療科目の偏在
重点医師偏在対策支援区域に指定されていない保健医療圏においても、分娩取扱医師ならびに小児科医が不足しているという深刻な状況にあります。
分娩取扱医師については、東葛北部ならびに香取海匝保健医療圏、小児科医については、東葛北部・南部、山武長生夷隅、君津医療圏が相対的医師少数区域となっており、自治体によっては学校医や保育園医にまで影響がでてきております。
そこで、広域自治体である千葉県に我が会派として、例年、熊谷知事への予算要望においても分娩取扱医師と小児科医の確保策と支援を要望しているところです。
【質問】分娩取扱医師と小児科医の相対的医師少数区域に対してどのような支援を行っているのか。
【副知事答弁】本県では、香取海匝及び東葛北部医療圏を分娩取扱医師の相対的医師少数区域に設定。
→将来、分娩取扱医師を目指す学生に対し、月15万円又は20万円を貸し付ける医師修学資金貸付制度に月5万円を加算するコースを設け、当該区域等での勤務を促している。
東葛南部、東葛北部、山武長生夷隅及び君津医療圏を小児科医の相対的医師少数区域に設定。
→同様の加算コースを設けるとともに、当該区域に所在する病院が県外からの招聘など、新たに小児科医を確保する際の財政支援を行っており、現在、複数の医療機関から申請の意向が示されている。
それぞれの相対的医師少数区域に対する支援を講じるとともに、本県の周産期及び小児医療提供体制の確保に努めていく。
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今回の答弁で、少しずつですが、支援事業を活用しはじめていることがわかりましたが、まだまだ医療提供体制の確保に向けて取り組みを強化する必要があります。
先般、開催されました令和7年度千葉県松戸健康福祉センター(松戸保健所)運営協議会においても、松戸市医師会の川越先生より東葛北部医療圏の小児救急と周産期の厳しい現状についてご指摘があり、1次医療は市内で完結できるようにする体制を整備する一方で、2次救急、3次救急は広域でないと成り立たないことからも、市を超えて協力していく必要性が提言されました。
継続して取り上げていきます。
【千葉新政策議員団代表質問】医療問題~承継・開業支援事業と分娩取扱医師と小児科医の不足~
水野ゆうき

