なぜ、知事として(政治家として)前橋市長選挙に関するここまで踏み込んだ「言霊」を放っているのか?

2025年12月21日 日曜日の午前中、大きく背伸びをして、パソコンの前に座った。さっそく、前橋市長選挙に関するブログの続編を書く。 「丸山あきら」氏を応援する側に、どれほどの「正義」や「大義名分」があったとしても、前市長との圧倒的な知名度の差を考えれば、厳しい戦いになることは避けられないと見ている! ましてや、新人の丸山氏が手を挙げたのは、選挙の1ヶ月余り前だった。本人の知名度を浸透させるための時間があまりに短いいうハンデもある!(ふう) この戦いに勝ち抜くためには、心ある人たちが力を合わせ、必死に頑張り抜く以外にはない!シンプルだけど、それが最大の戦術だ。 が、それでも、丸山陣営には「熱」が生まれて来た気がする。まだまだ不十分ではあるが、「良識ある市民」の皆さんが、39歳の新人候補に興味を持ち始めている空気を感じている! 選対の人たちを突き動かしているのは、「前橋市のために正しいことをしている!」という確信だろう。そうした1人1人の熱意が、前橋を本当に愛する市民の人たちの心を動かすことを期待せずにはいられない! そもそも世の中はアンフェアだし、政治の世界には「不条理」が溢れている。明らかに論理性や合理性があっても、道義的に「正しい主張」でも、人々に受け入れられるとは限らない! 振り返ると、この「直滑降ブログ」は、そうした不条理と戦う自分を鼓舞するために始めた! 人間は(言うまでもなく)「感情の動物」だ。ましてや(いつも言っているように)政治は「情念の世界」だ。 実は、相手の立場や論拠が正しいと分かっていても、明らかな事実に無理やり耳を塞いでも、「あいつが中心にいるから気に食わない!」とか、「自分より目立っているからムカつく!」とか、「嫉妬+複雑な個人の感情」が、論理的思考を凌駕する。それが人間の本質だし、選挙の難しいところでもある!(ため息) 今回の前橋ラブホ事件に怒っている市民は多い。が、心ではそう思っていても、その思いを口に出せる人は限られている。理由は明快!誰だって自分が矢面に立つのは嫌だ。反発を受けたり、後で損したりしたくない。そうでしょう?! そのことが悪いとは思わない。ひとには、それぞれ立場がある。が、本当は皆が声を大にして叫びたい正論を、誰かがハッキリと言わねばならない!今回は、政治家 山本一太が、そのための「悪役(?)」を演じると決めている。 え?知事は選挙が強いから、次の選挙の心配がないから、思い切ったことが言えるんじゃないかって?残念ながら、答えはノーだ!(ガクッ) 選挙には、過去の成功体験など通用しない。1年7ヶ月後の3度目の知事選は、間違いなく激戦になる! 山本一太が(周りの反発を覚悟で)「正論を堂々と展開出来る」のは、政治家として「捨て身の姿勢」を持ち続けているからだ。 宣言していたとおり、選挙の2年前となるこの夏に、「3期目の再選を目指して立候補する」ことを正式に表明した。 が、悩んだ末の決断だった。「2期8年で知事を卒業すべきかどうか?」を最後まで、本気で考え抜いた。第2の人生のプランまで立てていた。 詳しい説明はしないが、「知事になることも、長くやることも目的ではない。重要なのは「知事という看板」を使って、群馬県に1つでもいいことが出来るかどうかだ!」という初心は忘れていない。 更に言うと、敬愛していたホルコム・米国インディアナ州知事が、州法に従って、2期8年で引退したことも衝撃だった。 最後は、1500サンプルの世論調査で、「山本県政を評価する」と「知事の続投を望む」声が、7割を超えたことが決め手となった。 県都である前橋市には、亡父山本富雄の時代から存在している2つの後援会がある。いずれも、会の中核は、前橋市内の経営者の人たちだ。 何しろ、亡父山本富雄が参院議員になったのは、今から40年以上も前のこと。2つの会には、それぞれ40年、50年の歴史がある。こんなに長く会を続けて頂いていることに関しては、感謝の言葉しかない! 先般、最長の歴史を持つ後援会の幹部である某ベテラン経営者を訪ねた。亡父の時代からの熱心な支持者である続きをみる

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