千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日は朝から夜まで千葉県議会では日程ビッシリでした・・・!
無事に議案はすべて可決し、県議会が閉会いたしました。
私はこれまで文教常任委員会でしたが、県土整備常任委員会所属となりました。インフラ関係、しっかりと働きかけていきたいと思います。
さて、国の第2次補正予算が成立したことを受けて、千葉県では本日、知事から本県における新型コロナウイルス追加補正予算が提案されました。
6月議会初日に提案された以下の予算案に追加となります。
https://ameblo.jp/yuukimizuno/entry-12603291620.html
【本日の追加提案分】
●補正予算規模 1,867億48百万円
歳入内訳
・国庫支出金:955億48百万円(地方創生臨時交付金、緊急包括支援交付金、民生費国庫補助金等)
・諸収入 91億円(中小企業振興資金貸付償還金、独立行政法人中小企業基盤整備機構交付金)
①医療・介護等の担い手への支援
~医療従事者、介護職員等への慰労金の支給~
医療機関の医療従事者や職員の方々、また、介護施設等や障害者支援施設等の職員の方々は感染すると重症化するリスクが高い患者・利用者と接触を伴うことや、施設等での集団感染のリスク等から、心身に重い負担がかかる中、強い使命感をもって業務に従事していただいていることを踏まえ、慰労金を支給。
1.医療従事者等:約15万人想定
・感染症指定医療機関、帰国者・接触者外来などの役割を設定された医療機関等に勤務し、患者と接する医療従事者や職員
実際に新型コロナ患者に診療棟を行った医療機関等→1人20万円
・その他の病院、診療所、訪問看護ステーション、助産所に勤務し、患者と接する医療従事者等
実際に入院患者を受け入れた場合→1人20万円
上記以外→1人5万円
2.介護施設・障害者施設等に勤務する者:約31万人想定
・利用者に感染症が発生したまたは濃厚接触者である利用者に対応した施設に勤務し、利用者と接する職員
感染者・濃厚接触者発生日以降に勤務を行った場合→1人20万円
その他施設に勤務し、利用者と接触する職員→1人5万円
②医療提供体制の強化
~感染症患者受入れのための空床確保~
患者受け入れのため確保した病床のうち患者入れ替えなどに伴う空床分や感染防止策などに伴う休止病床分に係る費用について補助単価引き上げ
1.重点医療機関の病床確保
・ICU内の病床を確保する場合
1床当たり97,000円/日→1床当たり301,000円/日
・HCU内の病床を確保する場合
設定なし→1床当たり211,000円/日
・上記以外の場合
1床当たり16,000円/日→1床当たり52,000円/日
2.疑い患者専用病床の確保(上記と同じ)
3.その他の病床確保
~医療機関等における設備整備~
今後の感染拡大等に備えるため、設備整備等を支援。
1.医療機関設備整備事業
2.重点医療機関等設備整備事業
3.救急・周産期・小児医療機関における設備整備事業
4.感染症検査機関等設備整備事業
~医療機関等における感染拡大防止等支援事業~
個人防護具等の確保、消毒等の環境整備、動線の確保やレイアウト変更、情報通信機器を用いた診療体制の確保、医療従事者向けの研修や健康管理等
③感染防止対策の徹底
~社会福祉施設等感染対策支援事業~
社会福祉施設等が感染症対策を行いつつ、サービスの提供などをしていくために必要な費用を助成するとともに県立学校における感染症対策の取り組みを強化。
【対象施設等】
・県立学校
・幼稚園等
・保育所等
・児童養護施設等
・救護施設等
・障害者支援施設等
・介護施設等
~就労継続支援事業所における生産活動活性化支援事業~
企業等からの受注減などにより減収となっている就労継続支援事業所(持続化給付金にあたらない場合があるため)に対し、生産活動の継続等のために必要な経費を助成。
~特別支援学校スクールバス感染症対策事業~
重症化リスクの高い児童生徒が乗車するコースなどに小型バスを1台増車し、感染防止を図る。※増車台数24台、9月から
④生活支援
~生活福祉資金貸付事業推進費補助金~
令和2年3月から設けた特例措置を継続して実施するため、国の第2次補正予算を活用し、貸付原資の積み立てを行う。
~妊産婦への総合的な支援~
分娩前PCR検査費用全額補助するとともに、感染した妊産婦に対し、退院後に定期的な自宅訪問や電話等による寄り添った支援実施。
~ひとり親世帯臨時特別給付金~
子育て負担の増加や収入の減少などの困難に直面している低所得のひとり親世帯を支援するため、臨時特別給付金を支給。
【対象者】
①令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている者
②公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない者
③家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった者
【給付額】
①基本給付 1世帯につき5万円
②追加給付
→多子加算 第2子以降1人につき3万円
→上記対象者①、②のうち、家計が急変し、収入が大きく減少しているとの申し出があった者 1世帯につき5万円
⑤教育環境の整備
~学びの保障のための人員体制の強化~
・学習サポーターの追加配置 1,020人(市町村立小中学校880人※既定とあわせて1,112人、県立中・高等学校140人)
7月以降順次配置予定
・スクールサポートスタッフの追加配置 255人(市町村立小中学校246人※既定とあわせて406人、県立特別支援学校9人※既定とあわせて29人)
7月以降順次配置予定
~全国退会の代替地方大会の開催支援事業~
中止された全国退会等の代替となる県大会を実施する競技団体等を支援。
⑥中小企業への支援
~新型コロナウイルス感染症対応特別資金利子補給事業~
中小企業等の資金繰りをさらに支援するため、新設した県制度融資の貸付枠を拡充するとともに、実質無利子となる融資上限額の引上げを行う。
~中小企業振興資金~
中小企業振興資金について、上記特別資金の貸付枠の拡大等に伴い、融資枠を引上げる。
⑦観光需要の喚起
~「ディスカバー千葉」宿泊者勇退キャンペーン事業~
国のGO TOキャンペーンと連携し、千葉県内宿泊施設に宿泊される方を対象により一人当たり5,000円分、総額10億円キャッシュバックキャンペーンを実施。
~Welcome to CHIBA観光キャンペーン事業~
国のGO TOキャンペーンと連携し、千葉県内宿泊施設に宿泊される方に対し、地域が協力・連携して行う千葉ならではのおもてなしを提供する取組を助成。
~観光プロモーション事業~
各種メディアを活用した誘客プロモーション等を行う。