クリニックで唾液による検査が可能(条件付)となりました!

名古屋市は現在、感染の有無を調べるPCR検査のための検体の採取を民間の病院やドライブスルーなどで1日に200~300件程度行っているが、「検査を受けられない」という市民の皆さまの声に対応するため、民間のクリニック等で1日300件程度、検体を採取できるよう仕組みを8月初旬に整備。その結果、徐々にクリニックによる検体採取数が増加。市民の「検査を受けたい」というニーズに対応できる体制が徐々にではあるが整いつつある。

■ クリニックによる検体採取
〇 対象者
・発症から9日以内の有症状者(軽症)
・濃厚接触者等であり、検査を実施する必要があると認められる無症状者

〇 検査方法
唾液を用いたPCR検査

〇 受診などの流れ
1. クリニックを受診する場合は、事前に電話により予約の上、マスクを着用するなど新型コロナウイルス感染症対策を十分に取って来院する。なお、検査を実施するかどうかについては、医師の判断による。
2. 医師が診察し検査が必要と判断した場合、クリニックで唾液により検体採取。
3. 受診後は検査結果が出るまで自宅で待機
4. 診療所から検査結果を連絡
5. 検査結果が陽性の場合、お住まいの各区保健センターから連絡

〇 検査費用
行政検査として実施するため本人負担はない。ただし、初診料など検査以外の費用は自己負担が必要。

※ 公表に同意いただいたクリニックのみ。公表はしていないものの、検体採取を実施しているクリニックは他に100医療機関程度ある。

また、現在、愛知県・名古屋市で調整をおこなってる名古屋港ガーデンふ頭イタリア村跡地の立体駐車場で準備するPCR検査所(唾液の採取によるドライブスルー方式のPCR検査)が稼働すると、さらに1日500件の検体採取が純増することとなり、名古屋市民の受け入れ可能なあいち健康の森健康科学総合センター内PCR検査所(最終的に1日500件)とあわせると、この地域の検査体制は大きく進むことになる。なお、これら検査所で採取した検体は藤田保健衛生大学病院で準備中の1日1,000件の検査が可能な新たな検査機器で対応する。

■ 名古屋市における検体採取の実際(8月21日)
市衛生研究所PCR検査数 77件
PCR検査所検査数(ドライブスルー) 35件
病院・クリニック内PCR検査 278件
区保健センター民間委託検査 76件
名古屋市内でのPCR検査(8月21日の実数) 466件
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横井利明
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