高齢者施設へのPCR検査補助事業について

松戸市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として、12月から「高齢者施設へのPCR検査補助事業」を行っています。 この事業は、高齢者施設等におけるクラスターの未然防止を目的とし、高齢者施設等が、施設従事者を対象としてPCR検査事業者に検査を申込み実施した場合、検査費用に対して上限3000円の補助金を交付するというものです。 昨年11月臨時議会において、本事業に関する予算を審議し、松戸市議会全会一致で可決しました。採決に当たっては、関根ジローは、所属する会派「政策実現フォーラム※」を代表して討論を行い、本事業がより良いものになるように5つの観点から要望をしております。今後の議会において、要望うけて市がどのように対応したか確認するとともに、さらなる改善にむけて仲間議員と議論してまいります。討論原稿を転載します。 ※ 昨年12月22日には会派「立憲民主党」を結成しています。結成の背景はコチラをご覧ください⇒https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12645866658.html ↓↓↓ まず1点目として、対象者数についてです。高齢者施設や訪問・通所サービス事業者や障害福祉サービス事業者をはじめ施設内で従事する委託先従業員などを対象とし、その総数は約10000人です。このうち、対象者数を「月1回に5500人」した理由としては、過去の予防接種の接種率が4割ほどであったことを参考に算定したとのことでした。しかしながら、高齢者施設等におけるクラスターの未然防止を目的とするのであれば、5500人と限定することなく可能な限り多くの方にPCR検査にご協力して頂く必要があります。この点、委員会のお答弁で「市から施設に対して積極的に本事業を活用して頂くことをお願いする。5500人以上の申請があった場合にはさらなる増額補正予算も検討する」とお答え頂きましたでよろしくお願いします。 2点目として、検査機関のキャパシティーについてです。3000円以内でPCR検査が行える民間事業者は限られておりますが、その事業者が1カ月5500人分、申請数によってはそれ続きをみる

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