人生100年時代の「選択できる社会保障」への第一歩として、ねんきん定期便の見直しを行いました。

こんばんは。小泉進次郎です。 厚生労働部会の国民起点プロジェクトチームでは、人生100年時代の「選択できる社会保障」への第一歩として、ねんきん定期便の見直しを発表しました。 ねんきん定期便は加入者の皆さんに毎年1回、自分の誕生月に届くハガキや封筒です。これまで納めた金額や将来受けとる見込みの金額などを記載していますが、今のねんきん定期便は、文字が多く、見づらくて、非常にわかりにくいものでした。そこで今回、文字の量を半分(1029→495文字)にし、グラフを活用するなどの見直しを行いました。 あわせて、「受給開始年齢を選択できること」と「受給を遅らせると年金額が増加すること」も記載しました。 (以下、各図は発表時の資料より一部抜粋。参考:「レールからの解放」) 人生100年時代には、国民が政治に合わせるのではなく、政治のほうが国民に合わせていくという「選択できる社会保障」がふさわしいと考えました。今の年金制度でも、受給を開始する年齢は60歳から70歳まで自分で選ぶことができますが、現在のねんきん定期便には「受給開始年齢を選択できること」の記載がありません。また「受給開始を70歳にすると65歳で年金の受けとりを開始するのと比べ、最大で42%年金額が増える」という記載もありませんでした。そういった影響もあってか、65歳開始から70歳開始へと繰り下げている人は概ね1%程度しかいないのが現状です。 選択肢があることを知らないまま、続きをみる

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