【選挙ウォッチャー】 名古屋市長選2021・分析レポート。

今週は、非常に注目度の高い選挙が目白押しです。4月11日告示、4月25日投開票で、名古屋市長選が行われました。この選挙には、愛知県の大村秀章知事のリコール運動にかまけて、ろくすっぽ新型コロナウイルス対策をしなかった上に、肝心のリコール運動に不正があって、刑事事件に発展しまった河村たかしさんが、厚顔無恥の極みと言うか、一切の反省もなく、完全に開き直って立候補してきました。署名の8割が偽造という前代未聞にして民主主義の愚弄以外のナニモノでもない事件を起こしておきながら、堂々と選挙に立候補してしまう精神は、今の腐った日本の象徴とも言えることでしょう。しかし、それより問題なのは、そんな候補が出てきても普通に勝ってしまうこと。あれだけ新型コロナウイルス対策が愚かでも、東京都知事選では小池百合子さんが勝ち、大阪府知事選ではイソジン吉村洋文先生が勝ってしまうように、ここ、名古屋市でも河村たかし先生が勝つ。これが日本の現実なのです。

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