「そこにトモダチ発注はないか?」元Yahoo!社長 宮坂学副知事への質問してみた第二弾
「そこにトモダチ発注はないか?」元Yahoo!社長 宮坂学副知事への質問してみた第二弾
金権政治の癒着の温床として、昭和~平成にかけて公共事業、道路、新幹線、役所庁舎といったいわゆる目に見える「ハコモノ」が問題視され、それなりに入札制度が見直されたりして改善が進んできました。一方で、今、日本全国の役所のDX化、各種システム発注という巨額の「目に見えぬハコモノ」問題が急浮上しております。
お姐は、小池百合子都知事に「大抜擢」されたYahoo!出身の宮坂学副知事就任には都議会でたった一人反対をいたしました。なぜなら、かつてIT業界にいた人間を副知事にすれば、身内にシステムや電子化推進事業を発注する「利益相反」要素が否めない危惧があったからです。
せめて、無報酬か実費程度の「外部顧問」であれば理解できたものの、1400万円の報酬を支払って(コレも税金!!)行政人として雇用する背景に、怪しげな気配を感じお姐の「癒着妖気」がピン!と立ったのでございます。今回は、情報漏洩問題を引き起こしました「医療従事者ワクチン接種システム」の巻でございます。
【GW直前 医療従事者27万人の個人情報が閲覧できる状態で利用停止に】
今年のGWは新型コロナウイルス感染症第4波に見舞われ、医療現場は混乱を極め、医療従事者へのワクチン接種が急がれていました。
他道府県、各知事独自に判断をしながらそれぞれ、いち早く接種が進むよう、急ピッチで取り組んでいました。東京はというと、GW前直前4月26日に接種予約者の個人情報(氏名・生年月日・職種・接種券番号)が閲覧可能となるという、あってはならない、トラブルが発生したのです。
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ワクチン接種予約システムの不具合について 2021.4.27
◆経緯
4月27日午前1時30分頃都民から、特殊な解析ツールを用いて、システムに特定の操作を行うと接種予約者の個人情報(氏名・生年月日・職種・接種券番号)が閲覧可能であるため、早急な対応をすべきとの情報提供があった。
都は、運用事業者に連絡し、一時的にシステムの予約機能を停止した。
◆4月26日午前9時00分
システムで予約を受け付けていない接種医療機関の接種枠について、コールセンターからは予約が可能な状態となり、35接種医療機関で、1,023人分の予約を受け付けてしまった。
◆4月26日午前午後6時30分
◆修正プログラムをシステムへ反映し、当該不具合は解消した。
◆現在、接種医療機関に謝罪し、当該枠に対応可能な場合は、接種を行っていただくよう依頼をしている。なお、接種医療機関が対応できない場合は、予約をキャンセルすることとなる医療従事者に、説明・謝罪予定である。
ワクチン接種予約システムの不具合について(調査結果報告)2021.5.24
1 調査結果
個人情報を閲覧した可能性のあるアクセスは、情報提供者を含めて複数のアクセス元から5件
閲覧された可能性のある個人情報の範囲は、システムに登録されている接種予定者約27万人のうち500人分の氏名・生年月日・職種・予約管理番号
2 事故発生後の対応
個人情報を閲覧された可能性のある500人の方に対して、個別に書面を送付し、謝罪を実施している。
3 その他
現時点において、個人情報の閲覧による二次被害等は確認されていない。
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医療従事者の皆さんは現場を抱えており、そうそう電話もかけられず、ネット予約は不可欠でした。それでも必死に空いた時間に通算100回以上電話をかけ続けてもコールセンターもつながらず、予約が取れないという、日本の首都東京の厚生事業がとんでもない事態に陥っていたことを皆様ご存じだったでしょうか?
【システム発注先は、宮坂学元知事の“パートナー”?!】
DX化推進の「旗手」として就任した宮坂学知事は、自身のTwitterに寄せられた声にあわててリプしてましたが、まったく責任の重さを感じることができませんでした。
医師、看護師の多くの方々から、お姐も悲鳴にも似た相談を頂き、東京都のシステムやコールセンターを利用せず(というかできなかった💦)、地域の医療機関にて接種いただくよう奔走させていただいたことを苦々しく腹立たしい思いで、昨日のことのように思い出しております。
システムエラーの稚拙さについても、良識あるIT関係者からもお問合せ頂き、どこに発注しているのか私もワクチン接種の手配ができてから調べましたところ、株式会社デジタルガレージへ16,506,875円で委託していることが判明いたしました。
Yahoo!元社長であった宮坂副知事と同社の関係性を調べてみましたところ…
「デジタルガレージ、「Yahoo!マーケティングソリューション ゴールド パートナー」と「コンテンツマーケティングパートナー」の認定を取得」2017.11.14 同社サイトより
「株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)は、ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮坂 学、以下:Yahoo! JAPAN)がYahoo! JAPANの広告商品・サービスを総合的に活用し、優れた実績を上げた企業に付与する「Yahoo!マーケティングソリューション ゴールドパートナー」と、コンテンツマーケティングに関する知見と運用品質を認める企業に付与する「コンテンツマーケティングパートナー」の認定を取得しました。」
という関係性にあったことを確認することができました。
そこに「トモダチ発注」はあったのか?
あろうとなかろうと、あってはならないシステムトラブル、情報漏洩でありますことから宮坂副知事に質しておる次第です。
【お姐から宮坂副知事への質問状:医療従事者ワクチン接種予約システム編】
予約システムの構築・運用業務は、競争入札により、「株式会社デジタルガレージ」に16,506,875円で委託しています。現在、医療従事者の3度目の集団接種につき補正予算があがってきていますことから、情報漏洩などの重大過失事故を防ぐためにも以下確認致します。
ア 同社と宮坂学副知事就任以前も含めて、宮坂副知事と何らかの利害関係を有していないか、副知事に確認致します。
イ 同社が参加した、入札の情況につき、入札参加可能事業者数、落札時期と内容の詳細について時系列でご説明下さい。
ウ 同サイトにつき、同社へこれまで初期経費と運営経費にわけ支出の内訳をお示し下さい。その後追加など発生していなか、個人情報流失にかかるペナルティは課さなかったのか、課していないのであればその理由を、課しているのなら金額と積算根拠もお示し下さい。
【お姐総括!】
綺麗ごとばかりいって、巨額を投入しているDX推進事業。
都民の健康と命を守るのは基本のき、のはず。このような凡ミスはあってはなりません💢
一万歩ゆずって、コロナ禍にあって、超特急でシステム設計するために気心しれている「トモダチ」事業者に発注することがあることもあるのかもしれませんが、それは絶対に失敗しないという大前提あって。こんな結果になっても、お咎めなしなの??
その実態もよーく頭の中に入れておいてください。
お姐の疑問に大いに納得!
ここがヘンだよ!都のシステム発注!という方…なにかしら情報をお持ちの方はぜひ、上田令子メールフォームへご一報くださいませ。(URLなど入れると投稿できませんのでまずは文字情報だけください。折り返しお返事させていただきます。)
それでは第三弾も楽しみにしてくださいませ。
★【未公開】免停無免許当て逃げ元都議の、議員報酬の返還とボーナス差し止め記者会見part1‼️★
結局、12月10日にボーナス115万5882円が支払われ、11月15日に満額支払われた報酬81万7600円の過払い分(11/23~30分)21万8027円が12月13日に都議会に返金されておりますことを確認しています。つまりボーナスが入るまで、返金ができなかったということです。
監査委員会の結果は近日報告いたします。
笑ってはいけない記者会見w第4弾まで全部ご覧ください♪
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