コロナワクチン後遺症
「38℃をこえる熱がさがらない」「動悸・息切れが激しい」「胸の奥が燃えるように熱い」「歩くことができず1日寝ている」「学校に行くこともできない」
新型コロナワクチンの副反応に苦しむ19歳女性のお父さん、お母さんから実態の聞き取りをおこなった2月21日(月)、時折涙ぐむご家族のお話を聞くのは本当につらかった。こうした副反応も数日で収まればまだ救われるが、数か月が経過した今もさまざまな後遺症に苦しむ日々が続いているとこのこと。
ご家族の方が厚生労働省の相談窓口に電話しても「主治医のところに行ってください」というばかり。主治医に診ていただいても「特に悪いところはない」。愛知県や名古屋市に電話してもやはり「お医者さんに行ってください」。結局、あちらこちらたらいまわしになるだけ。知人の紹介で漢方薬を紹介していただき、やや症状は改善されたが、この間、多くの時間や手間、治療費や薬代がかさんだ。しかし公的支援は全くない。
新型コロナワクチンは感染防止や重症化予防など大きな効果があることがわかっている。一方で、重篤な副反応に苦しむ方も後を絶たない。
お母さんは「国や自治体は新型コロナワクチンの接種を進めるが一方で、副反応で苦しむ人に対しては見て見ぬふり。こうした新型コロナワクチンで苦しんでいる人がたくさんいることも伝えてほしい。」
まずは19歳の女性やその家族をいかに支えるのか、また副反応で苦しむ方をどのようにして防いでいくのか、不幸にして後遺症で苦しむ方が出た場合、いかにして経済的・環境的な支援をしていくべきなのか、ただ今徹底調査中。