今年は新型コロナウイルスの影響で苦しい経営を迫られる企業が多く、ボーナスゼロ、あるいは、ボーナスを減らされてしまう人も少なくない。ボーナスがもらえないぐらいならまだマシな方で、9月に入ってからは「コロナ倒産」が月100件以上にのぼり、失業をしたり、新しい勤務先が見つからず、路頭に迷う人がたくさん出てきている。
そんな中、ジワジワと増えているのがSNSを使って「お金配り」をする人たちだ。条件はさまざまだが、だいたいはTwitterをフォローし、さらにはリツイートした人の中から抽選で選ばれる。元ZOZOTOWN社長の前澤友作氏がその代表格だ。
前澤友作氏の場合は、自分で稼いだお金の中から「趣味」としてお金を配っており、世の中には変わった趣味を持つオジサンはたくさんいるということで、犯罪でもないし、誰に迷惑をかけているわけでもないのだから、勝手にやったらいいという話なのだが、これと似たようなことを国会議員がやり始めた場合には、まったく意味が異なってしまう。
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