5月16日告示、5月23日投開票で、和光市長選が行われました。今回の選挙は、現職の松本武洋市長が引責辞任。市の保健福祉部長だった男が高齢者が預けたキャッシュカードを持ち出して現金を引き出した業務上横領の罪で起訴された責任を取り、「周囲の職員が着服を見て見ぬフリをする対応をした。そのような職場環境を作った責任がある」と言って辞職したのです。自分の不祥事でも辞職しない議員はたくさんいるし、自分の公設第一秘書が殺人未遂をしても辞職をしない議員までいるのに、市の職員がお金を横領したことの責任を取って市長を辞めるというのですから、何という清々しさでしょう。任期満了に伴う選挙なので、もともと出馬する予定がなかっただけなのかもしれませんが、ちゃんとした人が責任を取って辞めてしまうと、結果、バカだけがいつまでも政治家であり続けるになってしまいます。
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